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23時を回ってるから、慌てて、お風呂に入って、何か食べようと思うけど…。

なんか、としくんがいないと、食べたくないな…。

とりあえず、勉強しないと。






明日は休みだから、頑張って勉強するけど…。

24時を回っても、としくんは帰って来る気配はない。

今日は久々に1人で寝るんだね。

部屋着に着替えて、1人のベッドに潜り込む。

6月でもう十分蒸し暑いんだけど、1人のベッドは寒い。

いつも、くっついて寝てるから、1人って、こんなに寒いなんて知らなかった。






ベッドの軋む音で、浅い眠りから目覚める。

あ、としくん帰ってきたんだー。

って、目を閉じたまま思う。

背中から抱きしめられて、その体温の暖かさに、また意識が遠のく。

だけど、服の上から体を撫でられて、また、目が覚める。

「…としくん?」

うっすら目を開けると、

「起きた?」

って、髪を撫でられる。

「遅かったね。」

としくんの方に向き直って、首に手を回して抱きつく。

首筋にキスされて、服の中に手が入って来るけど、

なんか…。

寝起きで頭がぼーっとしてるから、なんか大胆になれる。

普段なら絶対に、自分からしないのに、

自分からキスしたり。

自分から服を脱いだり。

どうしたんだろ、今日の私。

きっと、昼間に優ちゃんに言われたことが、気になってるのかな。







そのまま二人で眠っちゃって。

起きたらお昼前。

ずっと、髪を撫でられてて、それが気持ちよくて、目が覚めた。

「おはよ。」

って、隣で笑ってるとしくんが、やっぱり好き。

うれしくて、抱きついちゃうけど、自分が裸なのに気づいて、ぱっと離れる。

ベッドの下にはいつも、脱ぎ散らかした服が落ちてるから、

「服、拾ってー。」

ってお願いする。

「いーじゃん、まだベッドでゴロゴロしてよ。」

いつもの本気キスが降りて来て、としくんの手が私の体に触れる。

「としくん…。」

「…何?」

って、答えながら、いつもみたいに優しく胸を触るから、

つい、その手を掴んで、止めてしまう。

「としくんは、飽きない?
私のこと。」

突然の私の言葉に、驚いてる。

いきなりそんなことを言われたら、驚くよね。

「なんで、そんなこと聞くの?
誰かに何か言われた?」

「私のこと、飽きて、触りたくなくなる日が来る?」

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りた(プロフ) - あっちゃんさん» コメントありがとうございます(≧∇≦*)そう言って、いただけてありがたいです。近々更新予定ですので、どうぞよろしくお願いします(≧∇≦*) (2015年11月9日 7時) (レス) id: ba720923d0 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - とても好きなお話なので更新楽しみにしてます。 (2015年11月8日 23時) (レス) id: 32077ab7c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わかめ | 作成日時:2015年9月25日 11時

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