40話 By彩蓮 ← 元ツバメ@ ページ41
シエルside
シエル「おりゃっ!!……ちぇ、避けられた」
悪魔「そんなん避けれるに決まってるでしょ。
甘いな〜シエルは。」
…何を偉そうに!!!!
フッ…フンッ!僕だって、こんな短剣じゃなく
鎌を使ってれば悪魔ごとき瞬殺さ!!
──────使えればね。
"鎌"って言うのは人の魂を奪うときに使う、
『死神の鎌』の事。
今。僕が
鎌を使ったら、僕が死神だと、闇族だと
バレてしまうから使ってないだけだ。
魔王様の命令どうり、『潜入』するために。
それを知っててあの口…!!!!
ああああああああ!ウザい!
あいつ…!悪魔が"仲間"でなかったら…
魔王様が許しをくれるのなら、あんな奴…
──────殺しているのになぁ。
シエル「あーあ…」
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Aside
私達が攻撃してる…楓って女の人…
この人…
─────背後からの攻撃に気づいてない?
まさか!そんな馬鹿な事は…!有り得ない…
A「──さか…──んな…──は…」
ハッ!しまった…つい口に出てしまった…
けど、聞こえてないかっ。
シエル「…今、なんか言った?」
A「な、なんでも無いですよ!
ほら!今は敵に集中しましょう!!」
シエル「ふぅん…ま、何か気づいた事とか!
あったら教えてね!僕ら、"仲間"だからね!
協力しなくっちゃ!ね…?」
──────…
いや…でも…攻撃に気付いてないなんて…ね。
きっと私の見間違いか何かなんだから。
そう。見間違いだよね─────
アスタ「ね、ねぇ!ちょっと聞いて!!
あのね!!あの楓ってやつ!後ろから
攻撃されてるのに確認すらしてないんだよ!
だから…背後から何か強いの!
バコーンってやれば倒せるよ!!
((o(`・ω´・+o) ドヤァ…!」
アスタ!?アスタもそう感じてたんだ…!!
セン「は…?何言ってんだ。
んなわけ無いだろ。大体、お前はじっと
してないでなんかしろ。この間抜け。」
アスタ「うぅ…」
アスタが全否定された──────!!
あぁあ!!弱小勇者泣いちゃうよ!!
──────でも、なぁ…
アスタが言ってること。私が感じたこと。
とても信じられないけど…だけど…
本当かもしれない。
もしも本当なら、こちら側が
圧倒的優勢に立つ!
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梨楓 - 面白いです!恐縮ですが、戦闘シーンをもうちょっと分かりやすくして頂けると嬉しいです!本当にすみません!頑張ってください!楽しみにしてます♪ (2016年12月7日 19時) (レス) id: ec1c8a41f8 (このIDを非表示/違反報告)
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