闇だけが教えてくれる強い光 Ⅱ (ページ23)

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H「A、ありがとな？」

なに言ってんの。お礼を言うのは私の方だよ。

こんな役に立たない身体になったのに家に置いてくれて感謝しかない。

H「いてくれるだけでいい。」

きっとパパはもう知ってるんだろう。

でも知らないふりをしてくれてる。

H「Aは生きていてくれるだけでいい。」

「らしく、ない笑」

H「そうだな笑ちょっと俺らしくなかったよな笑」

ちゃんと話すから、だから少しだけまだ逃げる時間をください。

H「そうだ。フォトエッセイの最後のページどうする？」

ここに帰ってきて、私はGENERATIONS森田Aとして最後の仕事を少しずつ進めてる。

GENERATIONSとして生きた証を残したかった。

『すごい、今更なこと言ってもいい？』

涼『いきなりどうした笑』

戻ってきて少ししたころリハの休憩中いつもみたいにくだらない話をしてた。

ただの独り言して流されてもよかった。

『私がここで生きた証をなにか形として残したい。』

勝手にいなくなったくせに都合がよすぎるよね？

玲『いいんじゃね？』

『え？』

隼『え？じゃないよ笑Aが言ったじゃん。』

亜『Aが自分勝手なことはみんな分かってるんだから笑』

自分勝手なことはもう共通認識なんだからさ笑

メ『あとはやりたいこと後悔しないようにやるしかないでしょ？笑』

いつもふざけてるくせになんでこのグループはこんなにかっこいいんだろう。

「わがまま、、」

H「うん、わがままでもいいからAの思ってること話して。」