闇だけが教えてくれる強い光 Ⅱ (ページ3)

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亜嵐side

Aがいなくなって4年の月日が経った。

怖いことに当時は7人のGENERATIONSは慣れなかったけど今はもう慣れて普通に笑顔を振りまいてる。

いつの間にかステージ上の虚しさも当たり前になった。

Aは今何をしてる？って思っても言葉にしなかった。

俺らの中ではAの話題は禁句だった。

H「Aが見つかった。」

HIROさんに呼ばれたのは俺らだけじゃなくてまこっちゃんといっちゃんもいた。

HIROさんから出た言葉は4年間ずっと待ち続けていたものででも素直に受け取れなかった。

メ「もう4年ですよ、今さら、」

Aを受け入れるなど有り得ないって言おうとしてるメンさんの声は震えていた。

樹「すいません、ずっと皆さんに黙っていたことがあります、」

Aさんがここから消えた理由ずっと知ってったんです。

裕「は、？」

H「あとは俺から説明する。Aの姿も見てきた。

Aはちゃんと生きていた。」

生きている、それは大前提だったんだけどもしかしたらなんて考えたことあるからその一言はとても安心するものだった。

大きな心配要素が1つすっと消えてく気がした。

生きてる、それだけ分かったらもうなにも聞かなくてもいい気がした。

隼「Aはどこにいるんですか、？」

もうなにも聞かなくてもいい。

もう遅すぎる。

なのになんでAのことが気になって仕方ないのだろう。

H「あいつ、ずっと1人で闘ってった。ずっと、、っ、」

俺たちはAが突然消えた本当の理由を知った。