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Aは久しぶりに長い時間車椅子に座っていたみたいでベッドに横になるとすぐ寝てしまった。
茜「竜吾、お姉ちゃんに抱きついて寝てる笑」
この家族はいつ見てもええな。と思う。ちゃんと入れていけてるやん。
龍「お姉ちゃん帰ってきて嬉しい？」
Aが帰る前、茜や大和を幻滅させてしまうんじゃないかって心配してたから。
茜「嬉しいに決まってるじゃないですか！！笑」
お姉ちゃんの居場所もお姉ちゃんはどうしたの？すらも聞けなかったんですから。
当時のパパ達にお姉ちゃんのことなんて聞けませんでしたよ。
龍「相変わらず姉ちゃんっ子やな？笑」
茜「今が一番、お姉ちゃんと過ごせてる気がします。笑だってお姉ちゃんダンスで家に帰るの忘れてたから笑」
どんだけ実家に帰ったら？って言ってもあの時はダンスしか脳がなかったもんな。
茜「やっぱり、たまに思い出しますよ？お姉ちゃんがステージでキラキラ輝いるころのことを」
龍「僕もやで。」
ステージに立つたびにななめ後ろで踊っていたAをいつも思い出す。
茜「私と弟たちはお姉ちゃんがステージで輝いていた頃の記憶は少ないです。でも、、」
龍「でも？」
茜「パパとママはお姉ちゃんがダンス一筋の頃もGENERATIONSとして活動していて輝いてきたお姉ちゃんをずっと近くで見てきたから。」
よそよそしいんですよね。
本人たちはそんなつもりはないんでけどね。
私たちはお姉ちゃんが帰ってきて嬉しい。ただそれだけなんですけどパパ達はなんか色々考えすぎで。
龍「そうやな。」
茜「パパ達がお姉ちゃんの餃子を食べたらその時間だけでもいいから元に戻るかななんて。」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2024年1月30日 0時
