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病気になりました。
これから踊れなくなります。それどころか走ることも歩くことも話すこともできなくなりますなんて
「なにもできなくなっていくんだよ？なにもできなくなっていく私に何ができるの？」
そんな無力になっていく私を見られたくなかった。
対等な仲間じゃなくなっていくのが嫌だった。
涼「A、Aの存在は俺たちにとってとても大切なんだよね。
Aが同じステージで踊ってるだけで頑張ろうと思ったし、Aが横にいてくれる収録やロケとかも場の雰囲気がなんていか和んでた。
A、なんもできなくなるとか言うな。どうせ1人でいた期間、ネガティブになってったんやろ、？」
お前はすぐネガティブ思考になるんやからさ。
の割りに誰か隣におればうるさいくらいポジティブになるんやから。
涼「Aは自己肯定感が低すぎる。笑俺らがAのできることみつけてやるからだからそばにおって？」
そんなことできないよ？
なんにもできなくなるんだよ？
いつか自分の思ってることすら伝えられなくなって、人の手によってやっと生きてるみたいな状態になるんだよ？
裕「俺らさ、Aをおんぶする力くらいあるんやからさ。
だからAはずっと背中の上におってよ？」
玲「ずっと一緒にいたんだからAが思ってること嫌でもわかるわ。」
亜「もう負けだね。笑A4年間もわがまま通してきたんだから今度は俺らのわがまま聞いてよ。
そばにいて？
ここからまた8人で横一列で歩いていこう？」
横一列。
こんな身体で横一列にはもうなれないことは知ってる。
だけど動かなくなる手でゆっくり亜嵐くんの手を取るのは許されませんか？
亜「おかえり。A。」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2024年1月30日 0時
