乗り越えてゆけるはず進んでゆけ (ページ40)

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皇輝side

ココ最近、Aがあの小さな部屋で何かをしてる。

多分、気づいてるの俺だけなんだけどね。

何してるのって聞いていいか分からなくて聞かなかったけど気になりすぎて聞くことにした。

湧たちはまだリハをしてるから今のうちだ。

俺はAがいるであろうレッスン室に向かった。

ガチャ

俺が入るとAがちょうど作業の休憩中だったのか、ちょっと手を休めていた。

「皇輝くん？どうしたの？」

皇「最近、Aが地味にこの部屋に篭っているからちょっと気になって」

そういうとさすが皇輝くん。細かいとこまで見ているね。と笑った。

「ちょうど出来たんだ。皇輝くんに見せようと思っていたとこなの。」

Aはそう言うと俺にずっと書いていたノートを見せてきた。

皇「太陽に包まれてキラキラ光る笑顔、これって、！」

「滝沢くんに少年忍者のオリ曲作って見ないかって言われて作ってみたけどどうかな？」

こんな素敵な歌詞は見たことがなかった。Aらしい温かい詩だった。

皇「Aの思いちゃんと受け継ぐから。ありがとうA。」

この歌は少年忍者23人で作り上げたい心からそう思った。

ｰｰｰ

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