短くした髪で笑う君が思い出の最後

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目黒が出て行ったあと俺の頭は更にこんがらがった。


え？目黒がAの弟？そういう素振りとかなかったから驚いた。


でも1番は



蓮『この恋は舘さんを傷つけるだけです。』



その言葉の意味を俺は理解出来なかった。



俺とAが再会しても俺とAはもうダメだってこと、？




やっぱり、俺、ダメだ。



まだ君のこと好きみたい。まだAを想ってるみたい。



亮「あれ？目黒は？」


阿部が起き上がってきてそう尋ねた。


涼「なんか明日早いみたいで帰ったよ。」



でもまだ冷静なのかな。阿部に嘘をつけることはまだ考える余裕があるのか。



亮「いいと思うけどな、」



涼「え、？」



阿部はあざとい笑顔で『なんでもない』とまたソファーの方に向かって行った。



亮「幸せなのはなんなのか？幸せってなんだろうね。」



他人にとっては幸せなことでも俺からしたら幸せじゃないかもしれない。


じゃあ、目黒とももしかしたら幸せの基準違うかも。

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