喋らない少女 【鬼滅の刃】

紹介 ページ1

しのぶside





任務が終わり自分の屋敷へ帰ろうとしていた時


"いつもの様に"あの子の話をしていた隊士が居ました


"あの"冨岡さんより喋らない柱






早風(はやかぜ)Aさん





齢十五で波柱として就任







少し早風さんについてお話ししましょうか！


早風さんが鬼殺隊に入ったのは十二の時でした


私が十五の時ですね


保護したのは風柱の不死川さん




吃驚しましたよ


だって横抱きで血塗れの少女を持って来たのですから


幸い中の幸い


血塗れであって早風さんには怪我はありませんでした


が



血塗れで怪我がないと言うことは


この血は誰の血でしょうか






……そう 早風さんのご家族の返り血


早風さんは泣き叫びながら鬼を滅多刺しにしていた…


と不死川さんは仰ってました





早風さんの喉は潰れまともに喋れなくなり


私達の前で表情を変える事もありませんでした









しかしですね…


柱の私達には早風さんの感情を読み取れるのです！


なんでかって？


そんなの…






早風さんへの愛情に決まってるじゃないですか！








なんて… 冗談です！


でも半分くらいは本当ですよ…？








カ「師範」








あらカナヲが呼んでますね！


では私はこれで…


また何処かでお会いしましょうね！

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