純粋無垢なジラにある秘密 (ページ17)

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豊凡side
まただ。あそこの空気が一段と低くなってる感じがする。

田「豊凡、やっぱりなんかあるよね?」
豊「そのなんかを探ってるのに…」
迅「あー、解けない‼︎」
理「頭痛くなってきた笑」
田「これをもし解けばちょっとでも洸人達に近づく事出来るのになぁ～」

前に洸人がわざと置いたであろうPCを解読しようとして皆で結託したんだよね～
雄大も景瑚くんも普段おちゃらけしてるけど、肝心な事は言わないしなんか壁があるみたいで…僕、哀しい

理「あ、景瑚くんが奨くんに注意されてる」
迅「ほんとだ～、今度はなんだろうね?」
田「奨くん、側から見たらパパだね笑」
豊「(なんか洸人達の方から聞こえる)」

洸『甘やかしすぎじゃない?』
雄『やんな～、あっちが悪いのに景くんだけっておかしない?』

なんのことだろ?景瑚くんの事だからいつもみたいにふざけてたんじゃないのかな?あ、景瑚くんが真顔で洸人の所に行って何か呟いた

田「豊凡?なにしてんの?体調悪い」
豊「いや、洸人達を観察してる」
迅「観察してんの⁈俺もやりたい!」
理「迅に読唇術出来んの?俺もやる」

結局みんなでやりました。分からない事だらけだったけど、理人が言うには…

理「なんか俺らに情はいらないだろうって。どゆこと⁇」
田「俺らって誰の事?あっち?それとも俺らの事?」
迅「なんか怖い」
豊「(やっぱりなんか企んでるんだな。でも、jo1さんって仲良いんじゃないのかな?景瑚くんがあんな顔してるって事は…)」
?「おい」

びっくりして顔上げたらちょっぴり怒った洸人がいた

洸「勝手に俺のを持ち出すなよ」
理「ごめんって。前に言ってたやつを試しにやってたんだよ」
迅「で、この通り～!なにも分かんないし解けない」
雄「へぇ～、俺らを先にくじ引きさせたのってこの事やってんな～笑」
景「姑息w」
田「ん?君らが裏でコソコソしてるから俺らは探ってるだけだよ?なんか文句ある?」
洸「あ?」
迅「りーくんｯ!」
理「ちょっと止めないんですか⁉︎」
豊「景瑚くん‼︎」
景「ｷﾞﾛｯ」
豊「⁉︎」

あんな冷めた目で僕を見つめる姿を初めてみた。雄大もしらっとしてるし!あー、誰でもいいから助けて～‼︎

柾「ちょいちょい‼︎2人とも落ち着いて!」
純「おい景瑚!見てないで止めやなあかんやろ」
景「…さぃ」
奨「景瑚?」
景「うるさい‼︎なんで俺ばっか‼︎さっきだって違う!なんでもかんでも俺のせいにすんなよ!俺は好きで真ん中になったわけじゃないんだよ‼︎」
蓮「景瑚?」