ちょっぴり甘くて切なくて。 (ページ2)

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Story.2 ページ2

村上side

「ふーん、そうなんや。」

隆「信ちゃんはさ、また、裕ちんと仲良くしたいとか思わへんの？」

「んー、前は思ってたで？よこにさ、最低なこと沢山してもたから謝りたいとかまた仲良くしたいとか。でも、今はもう思わへんかな。」

俺がそういった時やった、

隆平が急に立ち止まって、

隆「後悔したって遅いねんで。僕らは今高校２年生やん。いつまでもグズグズしてたら終わってまうねんで。なあ、本間は裕ちんと会いたいんやろ？話したいんやろ？あんなに仲良かったやん！！」

って、泣きそうな顔で訴えてきた。

でも俺の答えは変わらへん、

「御免な、もう仲良くする気無いねん。」

まだ何か言いたそうな隆平を残して、

「今日はもう帰るわ、また明日な。」

そう言って俺は、足早に家へと帰った。

勢いよく玄関を開けて階段を駆け上がる

そして、自室へと閉じ篭った。

ベッドに寝転びふと昔のことをかんがえる

よことまだ仲良かったあの頃のことを。