だって、わたしがいる【銀魂】9

ご褒美相手 : 土方 ページ9

将「ま、まぁ、ハロウィンと言うのは
性別関係なく、皆で楽しむものなのだな」


妙「ええ。邪な気持ちの人たちはさておき、
せっかくですから、ゲームでもしませんか！！」


「…ゲームですか？？」




ゾンビナースは血塗れの顔で微笑む。
冷たい空気が流れてきそうな程、怖いんですけど。




銀「ああ！用意したやつか！」


沖「何のことでさぁ？」


神「お前たちが来る前に
わたしたちで用意したネ！！
名付けて…カボチャ探しゲーム！！」


新「そのまんまだね…。
えと、僕から説明させていただきますね！
店内のあらゆるところに
点数が書かれている小さなカボチャが隠されています！
それを探し当てて、合計点数が高い人が勝ち！
点数は0-5まで！中には、
罰ゲームが書かかれてるモノもありますので
見つけてしまった人はそれに従ってもらいます！！」


将「ふむ。楽しそうだな」


妙「よかったわ！！
でもそうね…罰ゲームがあるなら
勝者には何かご褒美を………、
じゃあ！勝者には
この中の好きな人に頬にキスをして貰える！
って言うのはどうかしらっ！！」


将「っっな、なんだと！？？」


沖「唇にしましょうよ」


近「必ず勝ってみせる！！！！
お妙さんのキスは俺のモノだ、」


妙「参加者は、
フランクフルトマンさん、
パイレーツさん、犬さん、ドラキュラさん…
それから、魔女っ子さんに新ちゃんゾンビね！」


新「えぇ！？僕もですか？」


神「っしゃあぁぁ！！！
……キスはいらないけど、勝ち取るぞぉぉ！」


近「…お、お妙さん？
俺は参加も許してもらえない感じですか？」


妙「あら、バナナは
審判をやってもらわないと！
不正しそうな人もいますからね？」


銀「おい。何で俺見んだ」





はあぁぁ。
何かとんでもねぇもんに巻き込まれたぞ。
近藤さんと代わりてぇんだが。

……でも、犬とパイレーツは
分かりやすく、闘志燃やしちゃってるし
その影に隠れもしねぇくらい、
期待に胸膨らませすぎて
フランクフルトマンさん、また鼻血出しちまってるし。


チラリ、と見合う
猫メイドはまさか、自分が
参加者のほとんどから
ご褒美相手に指名されるなど
考えもついてねぇようで。





「楽しそう！わたしも参加したかったなぁ…」


土「はぁ？何言ってんだ？
てめぇはこんなめんど、」


妙「あら！じゃあ、仔猫さんも参加して！」


土「…え」


「いいんですか！？やったぁ！！」





ええええええぇぇ。

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