だって、わたしがいる【銀魂】9

フランクフルトマン : 銀時 ページ4

神「てめぇ、血糊じゃなくて
本物の血出させてやろうか！？あんっ！？」


沖「やってみろぃ。
魔法も使えねぇエセ魔法使いが」


土「お前もエセパイレーツだろうが」


銀「賑やかだと思ったら、お前らも来てたのか」


沖「旦那方もヘルプですかって、
旦那、それ飼犬のコスプレですかぃ？」



音が遠くて聞き取り辛かったが、
店で騒いでたのは真選組の奴らと神楽で



新「いいから、オープン準備
手伝ってくださいよ！！」


山「…どうして気付かなかったんだ！
こうなるって、ハメられたって
分かった筈なのに…！」



と、何やら悔しそうな包帯男のジミーと
お妙の余りの血糊で間に合わせた、新八ゾンビは
仕事を真面目に進めていた。



銀「まぁ、神楽…今日はやめとけ。
沖田くんは大変な偉業を成し遂げたんだ」


神「偉業？こいつがアルか？」


銀「ああ」



俺は怪訝な神楽と土方くんを押し退け、
海賊の仮装をした沖田くんの肩を叩く。



銀「…沖田くん。グッジョブ！」


沖「…ああ、そうでしょう」


土「いや、分かんねえ。何なんだ、お前ら」


沖「土方さんも後でその姿を見たら、
旦那みてぇに俺を褒めたくなりまさぁ」


土「…何のことだ」


神「わたしはこのゴリラの衣装を
決めた奴を褒めたいね！！
ゴリラにバナナのコスプレさせるなんて
最っ高アルよ！！」


近「………これも総悟だよ」


神「前言撤回するネ。ありきたりアルな。
それにしても、トッシーは何アルか？」


土「誰がトッシーだ。
見て分かんだろ。ドラキュラだ」


神「ドラキュラ言うアルか！！
これは悔しいけどすごい似合ってるアル！
カッコいいアルよ、トッシー！！」


土「…お、おう」


沖「それにしても近藤さん。
一体どんな、VIPが来るんですかぃ。
キャバ嬢もナンバー3までしか
店に出られねえなんて…」


近「それが俺もまだ、知らねぇんだよ」



？「よぉぉし、やっと着いたぞぉ」



近「ん？この声は？」



店の入り口から声がしたと思ったら、
扉が開き、ずかずかと入店する男。



？「おう！近藤！トシぃ！総悟！待たせたなぁ！
お前らを呼んだのはこの俺だ。
どうしてもハロウィンをやってみてぇって
言うもんだからよぉ」


土「…と、とっつぁん！？、ってことは！？」


将「征夷大将軍、徳川茂茂だ」


と「だぁから、仮装してんだから
言っちゃダメだってぇーの！」


将「そうであったな、すまない。
フランクフルトマンだ」




全(将軍かよぉぉぉぉぉぉっっ)

ビジュアル担当→←幽霊ネタやる時は慎重に : 銀時

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