だって、わたしがいる【銀魂】9

灰皿 : 銀時 ページ12

銀「っだぁぁ！！
おい！それは俺が今見つけたやつだぞ！？
寄越せごらぁっっ！」


土「っ！？何しやがる！？
これは俺が先に見つけたんだっ！！」



もうっ、ほんっっっと邪魔！
何なんだよ、このドラキュラ伯爵！！
他の奴らは、点数カボチャも
罰ゲームカボチャも見つけてんのに
(罰ゲームは新八が)
さっきから、探し回るところ鉢合わせて
このやり取りももう5回目だぞ！？



沖「旦那方、アホしてると
俺が勝っちまいますぜぃ」


土「！？総悟！
お前、今何点だっ！？？」


沖「教えるワケねぇだろぃ。
まぁ、確実にあんたらよりは高けぇ」


銀「…くっそ、、てめぇはあっち探せや！！」


土「なんで、てめぇの言うこと
聞かなきゃなんねぇんだよっ！？
てめぇこそ、あっち行けっっ！！」


「あれ？ふたりともまたやってるの？？
わたし、また点数カボチャ見つけちゃったよ？」



クッソ可愛い仔猫が、
にっこにこしながらカボチャを抱えてる。
一瞬、それで満足しそうになったが
いけねえ！ここは勝たねぇと
Aのキスがいただけねぇどころか、
他の奴にAのキスを取られるっ！！！



神「あったアルー！！！」


総「っちぃ！てめぇにだけは
絶対負けねぇ…っ！！！」


神「はっ！！それはわたしのセリフネ！
オラあぁぁぁぁっっっ！！！」



らぁぁぁぁぁっっと雄叫びを上げ、
店を破壊しかねねぇふたりを尻目に
俺とドラキュラ伯爵も
敵愾心を燃やし、ど突き合いながら
店内を探し回る。

傍では争うつもりなど更々ない、Aが
先ほどの笑顔を浮かべ、
身を屈めながら探している。



…あ、


もうちょい。





もうちょい、、で






パンツ見え、






ガスっっっっ！！！！






銀「っっっい！？？？ってぇ！？」


土「どこ見てんだ、殺すぞ」


銀「灰皿で殴ることねぇだろがっ！？
仕方ねえだろ！？男の性だろ！？
無意識に眼いくだろうがっ！？？」


土「いかねえ。つうか、
無意識じゃなかったろ、…、ん？あれ…」


銀「？なんだ？」



土方くんが眼を細め、Aの方を見合う。
てめぇも同類だろうが！！と
俺ももう一度、パンツを拝めねぇか
Aの方を振り向く。



そこには、



銀「…あ、」


土「…だよな？あれ…」


銀「あと出てねぇのは……っは！！」


土「？！！なんだ！？」


銀「………い、一番卑猥な…」


土「！？？」




そう。Aの屈んでる付近に
こちらに罰ゲームの文字が
並んでいるのが見えるカボチャがあった。

ブリーフは死守 : 土方→←ドンキとやら : 銀時

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す