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手越「1回、Aちゃんは一昔前の感情に戻ってみて」
「……？はい」
手越「はい、じゃあ俺が結婚を発表しました。ファンは衝撃。手越祐也に彼女がいるなんて情報これっぽっちも無かったから。当然匂わせもなかった。そして結婚会見を開きますと」
「はい」
手越「そこで手越くんは言いました。
俺の彼女は常に俺を支えてくれた。俺との関係を誰にも言わず、いつも周りの目には気をつけてくれた。外も出歩けないのにいつも楽しそうにしてくれて。俺が持ってきた最前チケットを断り、わざわざFCに入って席もとってライブにも来てくれた。俺はそんな彼女が大好きだ、と。」
「はい…。」
手越「どう思った？」
「本当にいい彼女さんなんだなぁ、と。」
手越「そう。それで？」
「…正直、ちょっと認めてしまいます」
手越「Aちゃん、一緒だよ？」
「え…？」
私が訳の分からなそうな顔を手越くんに向けると、手越くんは優しく微笑んでいた。
ガヤガヤとしていた周りの音すら耳に入らなくなる。
手越「Aちゃんはそのくらいいい彼女なんだよ。きっとファンが認めてくれるくらい。なんだったら小山さんに会見で語ってもらえばいいし。それを聞いたらきっと、大抵のファンが納得してくれるよ。」
真剣な顔で手越さんにそう言われて、なんだか何も言えなくなってしまった。
増田「俺もそう思うけど。ファンのことを誰よりも思ってるのはAちゃんだし、小山の結婚相手として皆も認めてくれるんじゃない？」
心の奥がじんと熱くなる
なんだか泣きたい気分だった
本当にいい、のだろうか。
手越くんとまっすーがそう言ってくださってる
そんな心強いことあるだろうか
こんな私でもファンの方に認めてもらえるのだろうか
なにより私の気持ちは…
「慶ちゃんとずっと一緒に、いたい」
その言葉がなにより自然に出てきた。
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のぞみ - すさん» 毎日更新されているのをみるのが日課になってます！！応援してます！！ (2020年5月9日 23時) (
レス) id: d74b8f50d2 (このIDを非表示/違反報告)
す(プロフ) - のぞみさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです。文章じゃ伝わらないくらい喜んでます（ ; ; ）ありがとうございます！もうしばらくよろしくお願いします^ ^ (2020年5月8日 20時) (レス) id: 3453104ff2 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - 毎日楽しみにしてます！！すごくこのお話大好きです！！ (2020年5月8日 20時) (レス) id: d74b8f50d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：す | 作成日時：2020年3月23日 13時
