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禁止 : 銀時 ページ17

新「銀さん?」


銀「……え、何?」


神「今日こそは、吐いてもらうね」


銀「……え、二日酔いじゃねぇけど?」




がたたっっ




新「この頃、夜な夜な
出掛けてるの知ってるんですよ!?」


神「一体、どこほっつき歩いてるネ!?」


銀「な、なんのことかなぁ!??」


新「トボけられると想ってるんですか?
あんなに一日中、ソワソワしておいて。
そういう日は必ず、夜出掛けて
朝帰りするってもうバレてますからね!?」


神「まさかとは思うが……銀ちゃん、
女でも出来たアルか?」


新「まさかまさかとは思いますが…」


神「まさかまさかのまさかまさか、」


銀「どんだけ、まさかなんだよ!
そんな可能性低いってぇのかよ!!!」


神「低いアル」


新「低すぎて、他の理由を疑ってるから
こうして、問い詰めてるんです」


銀「お前ら、俺をいじめたいの?」



朝、新八が来てから
なんか、ごにょごにょしてると思ったら…。
俺のme time with いちご牛乳の邪魔しやがって。



新「ほんとに、何してるんですか?
また面倒毎に巻き込まれたりしてませんよね?」


銀「してねぇよ。
誰が好き好んで、人様の面倒毎に
夜な夜な、出向くんだよ」


神「じゃあ、何してるアル?」


銀「それは………………」


新神「それは?」


銀「……近い!近い!近い!
なんだよ、尋問かよ!!
成人男性がいつどこで
何をしようといいだろうがっっ!!」



ソファに座る、俺の前で
ぐいーーーっと顔を寄せる二人を振り抜き、
俺はデスクの椅子にどかっと座る。



新「それはそうですけど、
問題毎も厄介毎も
吸い寄せちゃう人なんだから
僕らは心配してるんですよ」


神「そうね、変な女だけには
摑まってくれるなネ!」


銀「あんだよ、変な女って…」


新「…旦那持ち?とか?」


銀「っは、ヅラじゃあるめぇし」


神「吉原の女とかネ!」


銀「………っは、は!
辰馬じゃあるめぇし…………」


新神「…………」


銀「…………」


新「いや、なんですか…今の間」


神「銀ちゃん、それだけはヤメろネ!
身も心も財布も滅ぼすだけアル!!」


銀「身もってなんだ!
お前こそ、もうメロドラマ見んのヤメろ!!」


新「銀さん、
ここは神楽ちゃんが正しいですよ!!!
いくら、相手がいないからって
そんな、報われない一夜に
逃げちゃいけませんよ!!」


銀「だああああぁぁぁ!!!
今後、一切メロドラマ禁止!
ドロッドロドラマ禁止ぃ!!!」

おかしくもなる : 銀時→←何を



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作者名:美雨 | 作成日時:2019年2月27日 23時

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