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｢あっ……あの…ごめんなさい……。｣
Aが言うと、目を真ん丸くした。
そして、物を飲み込んでから驚きの声でAに話しかけてきた。
｢えっ？僕……そんなつもりじゃ…。もっもうちょっと楽に話してよ！｣
｢楽に？？分かった！！｣
Aはニコッと笑いながら言った。
｢あたしA・フローレンス！Aって呼んで！！よろしくね！！｣
｢僕ロン・ウィーズリーよろしくA！！｣
ロンはチキンに手を出しながら自己紹介してくれた。
｢貴方はハリー・ポッター？？｣
ロンの隣に座っていた少年に聞いた。
くしゃくしゃの黒髪に、丸眼鏡。丸眼鏡の奥には、深い緑色の綺麗な瞳が見えた。
｢うん。そうだよ。｣
｢あえて嬉しいわ…！あたしはA・フローレンスよろしく。｣
Aは少しためらった顔をした。
ハリーはそれに気づいて
｢ハリーって呼んで｣
と、優しく言ってくれた。
｢うん。よろしくハリー｣
ハリーはニコリと笑った。
それから色々な人と話したりした。
ダンブルドアが、三階と、暗黒の森には言ってはいけない。と、言っていた。
デザートも皆の胃袋の中に消えていき、もうそろそろ寮に行く時間だと思い、皆まったりしていた。
Aは眠気に襲われた。
｢A！そろそろ行くわよ。｣
ハーマイオニーにパチンッと指を鳴らされて、我に帰った。
Aは立ち上がり、ハーマイオニー達の元へかけていった。
途中、絵の中の人物が動いていたり、階段が動いていたりと、色々なものを見たが、早く眠りにつきたいと。それだけを考えていたAには、どうでもいいことだった。
何時ものAなら、目を見開いていただろう。だが、あんなに豪華で美味しそうなものを出した学校が悪い。
と言うことにして、Aはうとうととろとろ集団についていった。
やっとの事で、談話室への入り口にたどり着いた。
そこには、太ったレディーの肖像画が飾ってあった。
レディーは監督生に言った。
｢合言葉は？？｣
監督生は平然とした顔で、合言葉を話した。
｢カプート・ドラコニス｣
肖像画がパカッと開いた。
肖像画の先には穴があった。
その穴をよじ登ると、深紅色に染まったグリフィンドールの談話室があった。
続く
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