記憶復活...?いや、ほぼ変わんないや ページ31
暫く、キーボードを打つうちに...ある調査記録が出てきた。
これは...例の、あの「相手を幼児化させる異能力者」...か
「これって...異能者リスト...?」
『...如何やら、そのようで...』
正直、その時の私は何考えてんのか判らなかった。というか、何でこんなものを...残しておいたんだ...?あるのかと最初は半信半疑でやって見ただけなのに...
『...なんだ...此奴、ものすごく見覚えが...』
その画面に映る写真には、見たことあるような顔が写しだされていた。
......あ、此奴...
益々顔色が悪くなっていくのが、第三者の視点で見える...マズいな。
「?...A?大丈夫?」
『...え、あ...は、い』
鏡花さんに聞かれるほど悪かったのか...なんだろ...思い出してきたような...
―――そういえば、わたし目が覚めた時。どんなところに居たっけ...?
目を瞑って、腕を組みながら考えた。
そういえばあの時...誰かに...んで、早朝...辺りに起きたら...確か...
―――あ
「Aちゃん?おーいAちゃん?」
太宰さんがAを呼びかけるが、Aは目をガン開きにしたまま、一言も喋らなかった。
『............た』
太宰さんはAの顔を覗き込むようにして、顔を近づけた。
「え?何?聞こえな...」
ガバッと椅子から飛び降りると同時に、太宰さんの額にガッツリ当たって、太宰さんは昏倒した←
「え...だ、太宰さん!?」
「き、君...Aちゃん...一寸...やりすぎ...ゲフッ...( ˘ω˘)スヤァ」←
「あ、永眠しちまッたねェ」←
「太宰ィィィィィィ!!!起きろ!!!まだ業務は終わっとらんぞ!!!」
「国木田さん、相変わらず仕事から離れない...」
『...あれ?私何やってたんだっけ...あ、皆さん。おはようございます』
「そ、そのようだと...記憶が...!」
Aの姿を見ると、先刻と全く変わっていないが。記憶はどうやら元に戻ったのだろう。
『って、何?この小さい身長...真逆......
...一寸仕
「あ、駄目だ!前とほぼ全く変わってないよ!」←
「兄様、それよりこの状況、兄様しかツッコミ居ませんわよ?」
谷崎は「そうだった...」と云って、額に寄っているしわを指先で解した。
ナオミはふふと微笑んでいるだけだった。
「いやぁ、平和だねぇ〜」
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幻想見る主人 - 乱歩君大好き人間さん» 宮川さん似の先生って何かいいですね!←何が? うちの男子先生太っている人しかいませんよ← 逆に女先生全員美人← (2018年12月1日 18時) (レス) id: 4872ed47ec (このIDを非表示/違反報告)
幻想見る主人 - 乱歩君大好き人間さん» 風邪+うちの嫌いな男子(一名)のせいで...声が...ね、うん...←取り敢えず怒鳴って風邪拗らせて今に至るわけですよ←授業なんて殆ど手話でしたよ←おい (2018年12月1日 16時) (レス) id: 4872ed47ec (このIDを非表示/違反報告)
乱歩君大好き人間(プロフ) - 幻想見る主人さん» うちの担任なんか宮川大輔似のナルシストの塊なんで…でも字が超綺麗なんで腹立つ← (2018年12月1日 15時) (レス) id: 890e7ee745 (このIDを非表示/違反報告)
乱歩君大好き人間(プロフ) - いいなあ美人先生…うちの学校居ないっすよ←失礼すぎる 声でなくなったってどういう経緯でそうなったんですか、教えてください← (2018年12月1日 15時) (レス) id: 890e7ee745 (このIDを非表示/違反報告)
幻想見る主人 - 乱歩君大好き人間さん» あぁ、桃味も美味しいですが......どうしよう、今度は私じゃなくて私の担任の超美人先生が声でなくなった、どうしましょ......←弟?ンなもンもう手遅れだよ← (2018年11月26日 16時) (レス) id: 4872ed47ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:幻想見る主人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/buyda/
作成日時:2018年11月7日 10時