行方知らず ページ3
―――とある探偵社。
僕は何時ものように探偵社へ出勤した、鏡花ちゃんも最近僕と同じように探偵社に入った、彼女も仕事に慣れてきたころ。僕たちは何時もの動作で、上の階に行くために、昇降機に乗った。
「そういえば、今日もAちゃん、寮にいなかったね」
「部屋になんかの異臭が残ってるから、臭いが消えるまでは友人の家に泊まってるって云ってた。」
異臭って...料理とかで失敗しちゃって臭いが染みついちゃったのかな？
だけど彼女は殆ど任務や、日常で失敗を犯すことなど無い。あったとしても十中八九彼女の姉が原因だ。
僕は苦笑いし乍ら、探偵社と書かれた扉のドアノブを捻った。
「おはようございます」
「嗚呼、敦と鏡花か。おはよう、早速だがお前らに仕事だ」
早速事務室に入ると、国木田さんがたくさんの資料を抱えながら挨拶をしてくれた。
仕事？もうこんな朝早くからかな？
僕と鏡花ちゃんは頷き乍ら、「どんな仕事ですか？依頼ですか？」と聞いた。
「Aが来ないのだ！」
......僕たち二人は小首をかしげて、頭に疑問符を浮かべさせた。
「全く、こんな忙しい時期に何故定時に来んのだ！あの年して遅刻などすれば将来上司に怒られる羽目になるぞ！」
いや、現在進行形で怒ってますよね？
ぼくはそんな疑問(？)を抱えながら、如何すればいいのか悩んだ。すると、僕が答える前に鏡花ちゃんが「探してくればいいの？」と云った。
「あぁ、何故か携帯もつながらん、もしかしたら変な輩に絡まれている可能性もある、今日は依頼の予定はないから、貴様ら二人でAを探しに行ってきてくれないか？」
「はい、判りました！」
「あ、私も行くよー！」
「貴様は人探しの前に仕事をしろ太宰！！」
・・・
とは云ったものの...
「ねぇ鏡花ちゃん...Aちゃんの友人の家なんて僕知らないよ...」
「友人と云っても、Aは義父のおかげで人脈が凄い広いから、探すのには時間がかかる」
鏡花ちゃんの云う通り、彼女の人脈は県外にまで達している。探すのにはまる一週間はかかるだろう。それを今日中に見つけなければ、国木田さんの胃に穴が開く未来しか見えない。
「うぅ、人が多いよ鏡花ちゃん...」
「仕方ないけど...そこの路地裏で一旦行こう」
僕たちは駆け足で直ぐ近くにあった、路地裏に駆け込んだ。
「はぁ...何で今日平日なのにこんなに人が多いんだろう？」
「多分皆クレープ買いに外に出てると思う」
「こんなに人いたら堪ったもんじゃないよ...」
すると
ガコン
誰かが近くにいた。
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幻想見る主人 - 乱歩君大好き人間さん» 宮川さん似の先生って何かいいですね！←何が？ うちの男子先生太っている人しかいませんよ← 逆に女先生全員美人← (2018年12月1日 18時) (
レス) id: 4872ed47ec (このIDを非表示/違反報告)
幻想見る主人 - 乱歩君大好き人間さん» 風邪+うちの嫌いな男子(一名)のせいで...声が...ね、うん...←取り敢えず怒鳴って風邪拗らせて今に至るわけですよ←授業なんて殆ど手話でしたよ←おい (2018年12月1日 16時) (レス) id: 4872ed47ec (このIDを非表示/違反報告)
乱歩君大好き人間(プロフ) - 幻想見る主人さん» うちの担任なんか宮川大輔似のナルシストの塊なんで…でも字が超綺麗なんで腹立つ← (2018年12月1日 15時) (レス) id: 890e7ee745 (このIDを非表示/違反報告)
乱歩君大好き人間(プロフ) - いいなあ美人先生…うちの学校居ないっすよ←失礼すぎる 声でなくなったってどういう経緯でそうなったんですか、教えてください← (2018年12月1日 15時) (レス) id: 890e7ee745 (このIDを非表示/違反報告)
幻想見る主人 - 乱歩君大好き人間さん» あぁ、桃味も美味しいですが......どうしよう、今度は私じゃなくて私の担任の超美人先生が声でなくなった、どうしましょ......←弟？ンなもンもう手遅れだよ← (2018年11月26日 16時) (レス) id: 4872ed47ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幻想見る主人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/buyda/
作成日時：2018年11月7日 10時
