ざわくん、はぴば! ページ42
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(虫眼鏡)
今日は僕の誕生日。
そんな日に撮影日なんて運があるのかないのか。
でもまあ、東海オンエアのみんなに祝ってもらえるのはやっぱり嬉しい。
朝一で祝ってくれたみんな。
それも落ち着いて、撮影も始まり僕は寝室でぼーっとくつろいでいた。
だって文系戻ってくるの遅いし。
ガチャ、と扉が開いたから見てみるとそこにはAちゃんが。
『ざわくん、ざわくん。』
「なに?どうしたの?」
ニコニコしながらベッドに近づいてくるAちゃん。
手は背中に隠れているから何か持ってきてくれたんだろう。
『じゃん!見て!』
背中から出してきたのは、僕が気になるって言ってたパジャマ。
パジャマにしては、結構値段が張るから諦めてたのだ。
「え、これくれるの?もしかして。」
『当たり前だよ!ざわくん欲しいって言ってたもんね?
誕生日おめでとう、ざわくん!』
何故か僕よりあげるAちゃんの方が嬉しそう。笑
「ありがとう!でも、高いよね?これ。」
『ざわくん来年彼女出来るかもしれないじゃん。
そしたら形に残るものあげられないし、、
だからもらって!』
それそういえば去年も言ってた。
「ほんとにありがとう。」
言葉にできない嬉しさだし、毎年予想を超えるプレゼントをくれるから本当にビックリする。
『ねぇ!着てほしい!』
「うん、ちょっと待って。」
『やっぱ似合うね!
ちなみに色違い買っちゃいました♡』
舌をペロッと出して、もう一つパジャマを出してくるAちゃん。
いや、相手がてつやだったら襲われてるぞ。
「Aちゃんも着てみてよ。」
『着るー!ついでに昼寝もしよ!笑』
普通に目の前で着替えだすAちゃんに目線を反らす。
相変わらず全く危機感がない。
『着れたー!』
やっぱり肌触りいいよね、と腕を擦るAちゃん。
いや、かわいすぎ、、、
「似合うね、お揃いってカップルの気分になるやん。」
『ざわくんが彼女出来るまでしかこれ着れんし、いっぱい着る。笑』
そう言いながら、僕がいたベッドにいそいそと入ってくるAちゃん。
『てつや達が帰ってくるまで一緒に寝よー!』
「僕、てつやに怒られるじゃん。笑」
『大丈夫、大丈夫。』
2人で同じ服着て同じベットで寝て。
これで付き合ってないっていうのがAちゃんらしいというかなんというか。
あっという間にスヤスヤ寝るAちゃん。
これでいつも、てつやよく襲わないよなぁと思った。
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みさ(プロフ) - 常夏さん» ありがとうございます!是非また読んでください(^0^) (2020年11月3日 22時) (レス) id: a016f54757 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - あの、、お話がめちゃくちゃタイプです!!! 3も楽しみにしてます! (2020年11月1日 18時) (レス) id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - みややさん» ありがとうございます(^o^) (2020年8月25日 0時) (レス) id: 296813daeb (このIDを非表示/違反報告)
みやや - ありがとうございます!!!楽しみにしてますね(*´ー`*) (2020年8月24日 7時) (レス) id: fc7e16ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - みややさん» コメントありがとうございます!2のお話が全部公開されましたら、3も公開する予定です!是非楽しみに待っていただけたら嬉しいです(^o^) (2020年8月22日 0時) (レス) id: 296813daeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさ | 作成日時:2020年5月16日 10時