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寄り道 ページ24

気を失っていたんだろう


目を開け映ったのは真っ暗な天井

いや、黒いというより赤黒いような色

まるで時間が経った血が飛び散って付いたような

そんなことを思えさせる天井だ

少しスレイは考え、否定した

天井また自分が横たわっている冷たい床でさえ

血が乾いて汚れている

普通の人間ならパニックになってもおかしくない

しかしスレイはならなかった

そのくらい慣れているからだ

とりあえず身を起こし、当たりを見渡す

僅かに残る血の匂い

いつくかの鉄檻

印象的なのは自分が横たわっている目の前にある

ひとつの柱

ただの柱ではない、鉄の鎖が付いた手錠が柱から

ぶら下がっている

もう誰でもわかる

この場所は拷問室だと

その事を考え、スレイは顔をしかめた

そして呟いた

「今日の服、白いブラウスなんだけど…」

寄り道ではなくなった→←帰り道



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(プロフ) - オリフラ外しましょう。違反になりますよ。 (2017年12月19日 21時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
木葉 智子 - オリジナルフラグが立ってますよ、更新楽しみにしています♪頑張ってください! (2017年12月10日 15時) (レス) id: 326445817f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月 | 作成日時:2017年12月10日 14時

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