8話 イナホside ページ10
『さーて…隣のクラス行く?』
イナホ「え、何の為に?」
『…そろそろ夜行が怒ってると思うんですよね。』
私も怒っていいですか?
何が起こっているかチンプンカンプンなんですけど。
『ま、まあまあ。私にも色々考えがあるっていうか、ね?』
イナホ「その考えを教えてくれません?」
『あれー?私が知ってるイナホちゃんと違うぞー?』
何て言いながら冷や汗をかいているAさん。
…私だってこの時代に連れてこられて混乱してるんですよ。
『それは私が悪かった。』
イナホ「Aさんはいつでも人の心を読んでるんですか?」
『いつもじゃないんだけどね。今は…一応?』
そこまで言ったAさんは、構えのポーズを取った。
ベシッ
『いてっ』
…Aさんの後ろには、人間姿の夜行さん。
そして夜行さんは…Aさんの頭を教科書で叩いた。
コウ「…説明してもらいましょうか。」
『く、詳しいことは言えません。』
コウ「ほう…?」
『怖いってばもう!』
夜行さんから逃げるように私の後ろに隠れる。
コウ「色々混乱することが起こりすぎています。」
『知り合いいたでしょ?』
コウ「一人は知り合い、一人は知り合いの娘がね。」
『やっぱり!』
コウ「…そのことで色々聞きたいのですが。」
『ごめん無理☆』
コウ「…。」
『これ以上頭叩こうとしないで!』
…何がどうなってるんだろう。
⋆
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水無月 - 刹那さん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年7月28日 8時) (レス) id: e282ccc681 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2018年7月23日 9時) (レス) id: 5abc3a78ce (このIDを非表示/違反報告)
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