よろしく ページ50
吹「A、
もう本当に大丈夫なの？」
A「うん！もう大丈夫！」
翌日。
朝起きてみると熱はすっかり下がっており、
喉も頭も痛く無くなっていた。
円「よかったな！元気になって‼」
音「心配したんですよ！」
私は音無さんに近づき、小さな声で話す。
A「あの後、
木暮くんと何かあったりしましたか？」
音「っ！実は…」
A「木暮くんが、親に捨てられた…」
音「はい…それで裏切られたって…」
親に…大好きな人に捨てられた気持ち…。
悲しかったんだろうな……。
秋「皆！漫遊寺の皆さんが来たわよ！」
反射的に、キャラバンの外を見てみる。
外には漫遊寺サッカー部の皆さんと、
ヨボヨボのおじいさん(多分監督)の人が立っていた。
「いろいろご迷惑をおかけしました。
我々の為に戦ってくれたこと、感謝します。」
円「こちらこそ、いろいろありがとう！」
漫遊時の人と円堂さんが握手を交わす。
音「あの、木暮くんは…？」
「…そう言えば、姿が見えませんね。」
栗「あいつから、
うちのユニフォーム返して貰ってないでヤンスよ？」
夏「まぁいいわ。
記念のプレゼントってことにしましょう。」
メ「漫遊寺のこれからが、思いやられますね！」
…あれ？あそこにいるのって…。
声に出して笑いそうになり、私は口元に手を当てた。
円「木暮に言っといてください！サッカー頑張れって！」
私はキャラバンに乗り込もうとしていた、
小さな人影に近づく。
A「一緒に来るんですか？」
木「うわぁ！！？…な、なんだ…おどかすなよ！」
A「クスクス。
昨日のシュートのブロック、とっても凄かったです！」
木「…お前、あの後倒れて…大丈夫だったのかよ？」
A「心配してくれるんですか？」
木「なっ！？ち、違う‼////」
A「冗談ですニコッ。じゃあ……
これからよろしくお願いしますね！木暮くん！」
私は木暮くんに向けて手を出す。
木「っ！……ん。」
木暮くんは目をそらしながらも、私の手を取ってくれた。
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クロロ♭ - とてもいいお話ですね！吹雪くんのいいところがたくさん見られました`∀´ 更新待ってます！ (2016年12月6日 6時) (
レス) id: 36aae86aac (このIDを非表示/違反報告)
kyou(プロフ) - こっちの方も読ませて貰ってます！Myシリーズ共々頑張って下さい！ (2016年11月15日 23時) (レス) id: 8b99b6d30b (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 更新頑張ってください!! 応援しています(^^) (2016年11月8日 20時) (レス) id: c59eed3870 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) - もちろんです(￣^￣)ゞ (2016年6月7日 22時) (レス) id: f565c6fd54 (このIDを非表示/違反報告)
黒メイド(プロフ) - (名前)さん» 読んでいただきありがとうございます(*´ω｀*)そのアイディアいいですね！使ってもよろしいですか？ (2016年6月5日 17時) (レス) id: 318ba380fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒メイド | 作成日時：2016年5月31日 23時
