夜 ページ47
円「消えた……」
秋「イプシロンがいない…？」
夏「3分立ってる…」
宣言通り3分で、
あの1発撃った後に引き上げたってこと…？
A「……！木暮くん‼士郎にっ……ぃ」
勢いよく立ち上がろうとした瞬間、
目の前が真っ暗になる。
バタッ
背中に痛みが走った。
音「Aさん！？」
秋「凄い熱…やっぱり無理してたんだわ…！」
吹「A‼‼」
耳元でバタバタと走る皆の足音が聞こえる。
そこで私の意識は途切れた。
『A、おかえり。どうしたの？そんな顔して…』
『……士郎にぃ。さっき、
近所のおばさん達が話してたんだけど…
アツヤにぃの＿＿の事……どういう事なの…？』
『っ！』
『士郎にぃは私に何を隠してるの？本当の事教えてよ…』
『……本当の事を話したら、
きっとAは凄く悲しむと思う。
だから…知らない方がいい。』
『もう十分悲しんだし、
これ以上はないってくらい泣いた。
だから教えて、本当の事。』
『…わかった。落ち着いて聞いてね？
アツヤは……………』
『……っ‼‼』
A「嫌っ‼‼」
勢いよく起き上がる。
それが原因で私にかかっていた毛布と、
私の頭に乗っていたであろう、
氷水の入ったビニール袋が床に落ちた。
A「………っ」
落ち着いて辺りを見回してみる。
ここは…キャラバンの中？
窓の外は真っ暗で、
キャラバンの中にいる雷門イレブンは皆眠っていた。
そして私の手は、
隣の席で目を閉じている士郎にぃの手に握られていた。
…もしかして、ずっと一緒にいてくれたのかな？
ありがとうの意味を込めて、士郎にぃの手を握り返す。
だいぶ楽になった気がする。
もう一度寝ようと毛布を被るが、
目が覚めてしまい、なかなか寝つけない。
イプシロンの試合の後からずっと寝ちゃってたのかな…？
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クロロ♭ - とてもいいお話ですね！吹雪くんのいいところがたくさん見られました`∀´ 更新待ってます！ (2016年12月6日 6時) (
レス) id: 36aae86aac (このIDを非表示/違反報告)
kyou(プロフ) - こっちの方も読ませて貰ってます！Myシリーズ共々頑張って下さい！ (2016年11月15日 23時) (レス) id: 8b99b6d30b (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 更新頑張ってください!! 応援しています(^^) (2016年11月8日 20時) (レス) id: c59eed3870 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) - もちろんです(￣^￣)ゞ (2016年6月7日 22時) (レス) id: f565c6fd54 (このIDを非表示/違反報告)
黒メイド(プロフ) - (名前)さん» 読んでいただきありがとうございます(*´ω｀*)そのアイディアいいですね！使ってもよろしいですか？ (2016年6月5日 17時) (レス) id: 318ba380fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒メイド | 作成日時：2016年5月31日 23時
