お引き取り ページ36
「…で、何か私達にご用でも？」
塔「あ、そうそう！」
瞳「実はこちらに、
エイリア学園から襲撃予告が来たと聞きまして。」
「襲撃予告？…あぁ、そのことですか。」
…？
全く動揺してない…？
精神を鍛えればそうなるのかな？
円「俺達も、一緒に戦おうと思ってさ！」
「…そうですか。では、どうぞ。ご案内いたします。」
私達は目の前の道場に向かう。
…ふと、音無さんの足が止まった。
A「…？」
音無さんの視線の先を見てみると、
さっきの、木暮と言う少年の姿があった。
雑巾を蹴って天井を掃除している…？
…ってあれ、何気に凄くない？
思わず見とれていると、前から士郎にぃの声が聞こえた。
吹「A、行くよ？」
A「…あ、うん。音無さん！」
音「っ！はい！」
瞳「………」
私達は道場の真ん中で正座し、
漫遊寺中サッカー部の人達に、ここに来た訳を話す。
「…なるほど、お話はよくわかりました。」
円「それじゃあ、俺達と一緒に戦ってくれるんだな！」
「……いいえ。」
予想外の言葉に、目を丸くする雷門。
「私達は、戦うつもりはありません。
私達がサッカーをしているのは、
あくまで心と体を鍛えるため。
争うためではないので…
彼らには私達が戦う意思がないことを話して、
お引き取りして頂きます。」
円「お引き取り…？」
染「お、おい！お前ら話聞いてたのかよ‼
そんな話が通じる相手じゃねぇって言ってんだろ‼」
「それはあなたの心に邪念があるからです。」
染「邪、邪念…？」
「心を無にして語りかければ、伝わらぬ事はありません。
では、失礼します。修行の時間ですので…。」
漫遊寺中の人達は頭を下げてそう言うと、
道場を出て行ってしまった。
絶対エイリア学園は、
そんなんで帰ってくれる人達じゃないと思うけど…(汗
とりあえず私達は、キャラバンに戻る。
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クロロ♭ - とてもいいお話ですね！吹雪くんのいいところがたくさん見られました`∀´ 更新待ってます！ (2016年12月6日 6時) (
レス) id: 36aae86aac (このIDを非表示/違反報告)
kyou(プロフ) - こっちの方も読ませて貰ってます！Myシリーズ共々頑張って下さい！ (2016年11月15日 23時) (レス) id: 8b99b6d30b (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 更新頑張ってください!! 応援しています(^^) (2016年11月8日 20時) (レス) id: c59eed3870 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) - もちろんです(￣^￣)ゞ (2016年6月7日 22時) (レス) id: f565c6fd54 (このIDを非表示/違反報告)
黒メイド(プロフ) - (名前)さん» 読んでいただきありがとうございます(*´ω｀*)そのアイディアいいですね！使ってもよろしいですか？ (2016年6月5日 17時) (レス) id: 318ba380fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒メイド | 作成日時：2016年5月31日 23時
