愚かな ページ10
A Side
???「何で包帯巻いてるんですか？」
そう云われ私は固まった…条野さんは心音を聞いて尚「は？」と云う顔をしている
A「……私の親友と(亡くなってしまった)友人の為に着けているんだよ…」
『お前が消えたいのはお前が愚かだからだ』
何時しか友人に云われた事を思いだし苦笑する
A「天然で変な友人を忘れないように」
あのふざけた抗争を思い出すように…犯罪者は私が全員地獄に叩き落とす
私はそう云い何か云ってるマッシュ頭君を無視し足を進める
条野「昔の話ですか？」
そう云われ私は静かに頷いた
A「そう。私は親友と友人の為だけに猟犬に入った。犯罪者は私が全員地獄に叩き落として這い上がれない様にしてやる」
そう云い捨て私は一枚のトランプを眺める…其処には"織田作"と太宰君の字で掛かれていた…
条野「……私が死 んだらどうしますか？」
そう云われ私は立ち止まった
A「条野さんは私から姿を消すの？」
そう云うと「焦っているのですか？心音が乱れていますよ？」と云い笑っている
A「そう。まぁ良いや〜寮室行こ〜16時此処集合ね」
私は条野さんにそう云い二人で背を向け走り出した…
織田作「A…俺の知らない所で泣かないでくれ…心配だ…」
A「織田作…？織田作ｯ！太宰ｯｯ！！」
太宰「織田作ｯｯ！」
織田作「A…お前はまだ消えたいと願うか？」
冷えていく大切な人の温度を感じとりボロボロと涙を溢す
A「分からない。分からないから…置いてかないで…」
滲む視界の中織田作の顔を見た
太宰「織田作ｯ！もう喋るな！きっとまだ間に合う！否必ず間に合うだから…「聞け太宰」…織田作……」
そう云い叫ぶ太宰君も織田作は止めた
織田作「人を救う側の人間になれ…お前らはそっちの方が良い…」
そう云われ私は口を動かした
A「織田作…私は愚かだ…愚か過ぎるんだよ…織田作が云った通り私は愚か…」
でもと続ける
A「織田作が云うなら…いくらでも救うし、助ける…だから織田作も横で太宰と…」
もう戻らない…私は愚かなのだ…ふわりとほどけた包帯はハラリと地に落ち織田作は息を引き取った
A「………」
私は静かに立ち上がる…私があの時手を離してしまったから…と唖然と一点を見つめる
A「今までありがとう。太宰幹部。私は人を救う。犯罪者は私が地獄に叩き落として這い上がれない様にしてやる」
私はそう云い地面に落ちた包帯を拾い上げた…
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ラモン - てるこ、は通常変換だと出ないと姉が云っていました。アニメ（プライム）でもてる子表示だったので、無理に変換しようとしなくてもいいかもしれません。 (10時間前) (
レス) @page11 id: 4486fa624f (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - ルウさん» そうなんですか…うぅ…なんか…申し訳なくなってきました…お詫びにお話二話あげますね…教えてくださりありがとうございました！ (3月22日 18時) (レス) id: 353598eb19 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 白夜さん» ｳｰﾝ……「��子」は機種依存文字ですからねぇ…機種や環境（OS）によって正しく表示されなかったり、文字化けしてしまうことがありますから、仕方ないのかもしれません……。 (3月22日 9時) (レス) id: 7b88a87b3e (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - ルウさん» 出てきません(泣)折角教えてくださったのに…申し訳ありません…てるっこちゃんで通させて下さい(泣)てるこさんに見捨てられたんですかね…？ (3月21日 18時) (レス) id: 353598eb19 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 白夜さん» 「ようこ」で変換すれば出るはずです！ (3月21日 9時) (レス) @page6 id: 7b88a87b3e (このIDを非表示/違反報告)
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