家に、北山ってやつが住み着きました。

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玉森side





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みつの様態が急変したと、連絡があった




｢……み、つ｣






すぐに病院に向かった時、既に宮田がいて





宮｢きたやんがっ｣





ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ……と嫌な音が鳴り響いてる



その向こうに、口から血を吐いてるみつの姿が見えた






怖くて、目を背けてしまいたいのに…何故かできなくて




その内、そんな俺達に気づいた看護師さんが、しばらくこちらでお待ち下さいと、病室のドアを閉めた







｢……みつは？大丈夫なんですよね｣





看護師さんは、難しい顔をして…最善を尽くしますと、一言そう言ったんだ







宮｢……最善って…｣






治るとは言ってくれない不安に、押しつぶされそうになった







みつが……いなくなる？




そんな、こと…ある訳ない






ずっと一緒にいたんだ、



俺は…ずっと、みつの隣にいたんだよ……






これからだって…そうだろ？




なぁ、みつ…なにしてんの


そんなとこで、なにしてんだよ





みつが飲みたいって言ってたコーヒー、ようやく仕入れたんだよ





……大丈夫だろ、



みつのことだ、その内けろっと戻ってきて、何事もなかったかのように｢お前らなんて顔してんだー｣なんて笑うんだろ、？




……大丈夫






｢……死なない、みつなら…大丈夫｣





どこにもいったりしない



絶対大丈夫だ






……そうだろ？






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