家に、北山ってやつが住み着きました。

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横尾side





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太輔が救急車で運ばれたって、みっちゃんから電話があって、すぐに病院に向かった





けどどうして…太輔の家の電話からだったんだろうか、みっちゃんは、太輔に付き添って来なかったってこと？





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｢すみませんっ、藤ヶ谷太輔はっ｣




受付の人に病室の番号を聞いて、急いで向かったのに、



ドアを開けた先には、なにやら男と話してる元気そうな太輔がいた






藤｢あ、渉｣




｢なんだよ……心配させやがって｣




宮｢あ、この度は、大変申し訳ありませんでした｣






男は俺を見つけるなり、頭を下げてきた





藤｢いや、宮田さんは悪くないです。本当に、俺の不注意で……｣




｢…よく分かんないけど、太輔は大丈夫なんだよな？｣




藤｢あぁ、この通り。でも、なんか頭打ったみいでさ、意識もなくしてたみたいで？検査入院？しなきゃいけないみたい笑｣




｢そう。｣




宮｢いや、まじでビビりましたよ俺……｣






なにやら、宮田さんって人と楽しそうに話してるみたいだけどさ



ねぇ、太輔






｢みっちゃんは？｣





なんで、一緒にいないんだ？



どうして、ここにいない？






藤｢……｣




｢なぁ、太輔｣






なんで何も答えないんだよ





｢太輔？｣






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