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「…」





何も、考えたくない







きっと私今



夢見てるんだ







夢でしょ?




ぼーっとしてて、その内きっと眠ったんだ






「…っ」






違う、違うよ…








『Aさんですか?




これ…宏光から』








渡された手紙



そこには、相変わらず綺麗な字が書かれていた








『Aさん…本当に、ありがとう




宏光に、手紙を送ってくれて』







何、言ってるのこの人




なんで、私と宏光くんのこと知ってるの?






『宏光、あなたが手紙書いてくれた日から、



良く笑うようになった



あなたのおかげで、宏光は



最期まで、精一杯生きれた』






「…」






『本当に、ありがとう』






「…宏光くんは…」






『宏光はね…1週間前に亡くなったの』









亡く、なった…?




誰が?






『どうしても、あなたにお礼が言いたくて』





「…違う」





『…え?』






違う、違う違うっ





どうして…







「どうしてそんな嘘言うんですか!


…やめて、くださいっ、帰ってください!」





『Aさん…』




「私、宏光くんにまたねって言ったんです。


だから、また…会うんですっ」




『…ごめんなさい、突然。気を確かにね…』







違うよ…




なんで…嫌だ…







「宏光くん…」






嘘だよ…





そうでしょ?



宏光くんからの手紙






「…こんなの、」




読めるわけないじゃん…っ






.→←〇



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ももみつ(プロフ) - サラさん» サラさんコメントありがとうございます!素敵と言って貰えてとても嬉しいです…><こちらこそ、お読みいただきありがとうございました^^ (2019年10月7日 0時) (レス) id: 4799dfe531 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - せつなくてキュンキュンしました。素敵な作品をありがとうございました。 (2019年10月6日 16時) (レス) id: cc26ddb673 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももみつ | 作成日時:2019年10月5日 21時

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