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〇*7.〇 ページ7

Aside




.




藤「お疲れ様。どうだった?」



「もう、緊張しまくりでした笑」



結「ふふ、表情硬かったもんね」



「でも、凄くいい経験になりました」





「あ、写真」



藤「ここまで絞ったんだけど、どう?」



結「うん、ちょっと見せて」





私は全然選べなかった写真




結「これと、これと、これ…と、」





結城先輩はあっという間に


6枚を選んだ




結「後は持ち帰って、選ぶわ」




凄いな…結城先輩は


かっこいいな…




結「じゃあ戻ろっか。また後で」



「あ、はい!ありがとうございました」



藤「Aちゃん、行こ」



「はいっ」





やっぱり、藤ヶ谷先輩と二人きりでの車内は


ドキドキする





「/////」



ミラー越しに目が合って、





すぐに逸らして


なんだか、もどかしい




藤「着いたよ」



「ありがとうございます」





会社に戻って、


結城先輩と藤ヶ谷先輩は



玉森さんの連載のレイアウトを考えている





柚「ねねね、どうだった?」



「こんな世界があるんだなって」



柚「いーな、私も早く行きたいな」





こちらは同期の柚ちゃん



私の年は採用が少なくて、同期は柚ちゃんだけ





「…」




藤ヶ谷先輩と結城先輩



何やら楽しそうに笑ってる





「ぁ…」




私の視線に気づいたのか、


藤ヶ谷先輩がどう?って、こちらへ来てくれた




「今月号、入稿終わりました」



藤「ありがとう。今日はもうあれだけだから、6時には上がっていいよ」



「先輩は…」



藤「俺はまだ…」





そう言って、結城先輩を振り返る藤ヶ谷先輩




家が隣同士だから


帰りが同じ時、別々に帰るのも何だからって



一緒に帰っているけど



特に約束している訳でもないし





今日は1人かって



落ち込んでしまうのは、いつも私の方





「分かりました。じゃあお先に失礼しますね」



藤「お疲れ様。気をつけて帰るんだよ」






そう言ってまた


結城先輩の元へ行ってしまう





「…帰ろっか」



柚「今日どこか飲みにでも行く?」



「ありがとう。でも、今日はなんだか疲れちゃった」



柚「そっか。ゆっくり休みなね。」



「ごめんね」



柚「全然全然。また誘うよ。じゃあねお疲れ様」



「お疲れ様」





.

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作者名:ももみつ | 作成日時:2019年8月23日 10時

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