〇*47.〇 ページ47
北山side
.
『もう帰る、じゃーねうそみつ!』
「はいはい」
『…』
「何?」
『…ありがと、うそみつ』
「そこもうそみつかよ」
『だって…』
「ふっ笑わかったよ、はい帰った帰った」
『またね』
「おう」
…うそみつか
そうかもな
俺はいつも、嘘ばっかり
でも
本当のことを言ってしまったら
きっとこの関係すら、壊れてしまうんだろう
「おいカオマル」
フギュゥ…
「お前、変な顔だな」
「これが俺か?」
本当は、Aからもらったのが
凄く嬉しくて
ベッドの横に飾ってる
「ふっ、ほんとにセンスねぇなー」
まぁでも、Aらしい
「おいカオマル、寂しいからこっち来い」
なんて、
枕元に置いた
その日、俺は彼女の夢を見た
『みっくんとはなればなれなの…』
『やだ…っ、みっくんとずっといっしょにいるの!』
「A…だいじょうぶ、きっとまたあえるから」
『…ほんとに?いつ…?』
「わからないけど、ぜったいあえる」
『うん…あえるっ』
『じゃあさ…みっくんあのね』
『おおきくなって、またあえたら
けっこんしようね!』
.
277人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ももみつ | 作成日時:2019年8月23日 10時