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Aside
.
｢みっくんみっくん！聞いて！｣
北｢はいはい｣
会社終わり、
私はまた、自分の家ではなく
ひとつ隣の部屋に帰ってきた
｢初めての担当ページが決まったの！｣
みっくんにそう伝えて、
私はまた、ほろよいを口にする
興奮がおさまらないよ
｢みっくんどーしよっ｣
北｢今日はビール飲むなよな｣
｢…はーい笑｣
北｢でも…良かったな｣
｢え？｣
北｢A、担当持ちたいって言ってたもんな｣
みっくん
覚えててくれたんだ
北｢ま、ほぼ毎日のように聞かされてましたからね？｣
｢ちょっと！｣
私の一瞬の感動返せっ！
北｢ま、でも、Aなら大丈夫じゃん？｣
｢なんか、軽くない？｣
北｢ほんとほんと笑｣
｢え〜？｣
北｢本当に。Aなら出来るよ｣
｢…うん//｣
私なら出来る
自信はないけど、やれるだけのことはやろう
折角頂いたチャンスなんだから
｢みっくんありがとう｣
｢なんか、みっくんってさ、お兄ちゃんみたい｣
私一人っ子だったから
お兄ちゃんとか、ずっと羨ましかった
でも、なんか
お兄ちゃんがいたら、こんな感じなのかなって
みっくんといると思う
北｢…お兄ちゃんね｣
｢みつ兄っ｣
北｢…こんな生意気な妹は嫌だわ｣
｢ひどっ｣
みっくんは、やだやだーって言いながら
冷蔵庫に水を取りに行って
北｢明日も仕事だろ。酔っ払い｣
ってお水を渡してくれた
｢ありがとう｣
｢みっくん｣
｢これからも、こんな妹をよろしくお願いします笑｣
.
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作者名：ももみつ | 作成日時：2019年8月23日 10時
