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Aside
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【一緒に買い物でも行かない?】
先輩からの初めての文面
北「ん、出来た」
テーブルに並べられる朝ご飯
目玉焼きにウインナーにお味噌汁とサラダ
うん、美味しそう
「いや、まって…!」
北「いただきます」
みっくんの朝ご飯を横に
私は携帯に表示された文字をじっと見つめていた
これは…
【北山も誘ってさ】
「…ぁ」
なんだ…
私ってば二人きりだなんて考えちゃって
そっか、そうだよね
「……うん、そう」
北「なになに」
「あっ、ちょっとみっくん!」
私の手からひょいと奪われた携帯
北「へぇ。いいじゃん、暇だし」
「へ?」
北「早く返信すれば?」
「え、いいの?」
みっくんのことだから
面倒くさいとか言うもんだと思ってた
はいって、返された携帯
【はい、行きます】
文字だけ打って、なかなか送信のボタンを押せない
「うぅ…」
なんか、凄く緊張する…
私にこんなメールを送ってくるのなんて
何かの間違いじゃないかなんて
もしかしたら、他の人と間違えているのかも…
あ、でもみっくんも誘ってって言ってたし…
北「あー…もう、」
「あ…!」
うじうじしていた私にしびれを切らしたみっくんが
送信ボタンを押した
「送っ…ちゃった…」
その後先輩からはすぐに返信が帰ってきた
今日のお昼に
みっくん家の前で待ち合わせ
「先輩とお出かけ…」
北「食わねぇなら、片付けんぞ」
「あ、食べる!いただきます」
「えへへ…」
今日はなんだか、楽しい1日になりそうです…!
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作者名:ももみつ | 作成日時:2019年8月23日 10時