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藤ヶ谷side




.




「勝手なことして、申し訳ありませんでした...!」







半年ぶりに会うみつママ


会ってすぐに、頭を下げた




『もういいのよ。太輔くん』



「...でも俺」



『宏光のこと、ずっと想ってくれて...ありがとう』





みつママが、泣いてる


優しいみつママ...




ごめんなさい、心配かけてしまって






「俺、一生大事にします」



北「ちょっ/////」



『きゃーっプロポーズっ?』



北「ちょっ母さんっ/////」



『うちの宏光を、よろしくお願いします』



北「...っっ!/////」





「はいっ。」




宏光は、


照れたのか、真っ赤な顔のまま、



部屋へと逃げていった








『ねぇ太輔くん...』



「はい?」



『本当にいいの?』





『少なからず、あなただって...傷つくことになるわ』



「...宏光が、いいんです。宏光じゃなきゃ...駄目なんです。」



『...そっか。ありがとね太輔くん』





みつママは、


改めて、よろしくねって伝えてくれた




ありがとうございますって頭を下げた




「あの、家...」



『いいのよ〜、太輔くんとは家族になるんだから』



「えっ...と//」



『ふふ笑狭いけどごめんね』



「全然...!ありがとうございます」





家族に...か、



...ちゃんとしなきゃね。





.





「ひーろーみーつっ」



北「...っ/////」





枕で顔を見せないようにして


そんなに恥ずかしかったのかな




「宏光、ここ座って」



北「うーっ///」



「大事な話」




そう言うと、宏光は


とことこと、俺の前に座ってくれた




けど、枕ははなしてくれないみたい




「宏光顔見せて?」



北「やぁ...///」



「やだ。」



北「.....///」





少しだけ緩んだ宏光の手から


枕をそっと退ける




「ふふ笑」



北「笑うなよっ////」




想像以上に赤くて、


耳までちゃんと色づいてる




「宏光可愛い〜」



北「...も、枕返せっ///」



「やだ」



北「やだってっ///」



「ちゃんと座って?」



北「...む。」





少し怒ってしまった宏光


下を向いて、顔を合わせてくれない





「宏光...」





愛してるの想いを込めて



君の名前を呼んだ





君も俺を見てくれた





.

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作者名:ももみつ | 作成日時:2019年7月24日 21時

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