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北山side
.
『あー、そうだ、今日どーする?ご飯』
「え...あ、どうし、よっか」
『なにか頼む?それか、んと、、』
いつも通り、いつも通り...
『...わっ///』
急に立ち上がった藤ヶ谷に弾みでぶつかって、思わず声が出てしまった
心臓バクバクさせて、何してんの俺...
これじゃ隠し通せないよ
『...』
藤「たま、」
『え、』
俺が思い出した名前を、藤ヶ谷が呼んだ
藤「呼ぶ?」
『え?』
玉「嬉しーねー、二人からお誘いなんて〜」
藤「どーせご飯まだでしょ?」
玉「さすがっす」
藤ヶ谷にぺこぺこしてる
玉「よ」
『おう、』
何食べようか、三人で調べて
ここは時間かかるからパスー、ここはなんか気分じゃないからー、こっちは営業終わってやがるなんてつべこべ言いながら、結局ラーメン三人前と餃子も一つずつ注文した
玉「おっ、30分で着くって。へぇ、早いね」
藤ヶ谷は、来るまでのって、飲み物を用意してくれている
『...』
やっぱ、藤ヶ谷、気まずかったよね
玉「みつ、大丈夫だよ。」
『え、』
玉「ねぇがや、ウノしよ、ウノ!」
藤「ウノって言ったって」
玉「じゃん、持ってきた」
まだ時間もあるからって、
カード広げられたもんだから、藤ヶ谷もしょうがないかって
意外とやる気みたいで
玉「うのっ」
『え?もうっ?』
玉「うい、あがりー」
『うそっ』
待って、俺まだ5枚、、って
藤「じゃ、俺かな」
藤ヶ谷と二人でっ
玉「俺トイレー」
『ちょっ』
藤「はい、北山」
『えと...えっ、まって?引くの?4枚?!』
藤「ふふ」
『ちょっ藤ヶ谷ひどっ』
藤「あははっ、だって引いっちゃったから笑」
『まって、じゃ俺も』
藤「はい、まだ持ってまーす」
『えぇえっ!待ってって、また4枚?!」
藤「あはははっ」
『っちょ、もー笑』
ゲームをしながら、いつの間にか打ち解けていて
いつも通り、藤ヶ谷と話せてるんだ
『ふふ、負けたぁ』
玉「負けたのに嬉しそーだね」
『お、たまじゃん』
玉「来たよ、ラーメン」
これも全部
たまの、、おかげなんだなって
『ありがと』
玉「ん?なにが笑」
『ん、ラーメン!笑』
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作者名:ももみつ | 作成日時:2022年8月23日 16時