検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:21,455 hit

13 ページ13

藤ヶ谷side





.





「…ごめん」




ハッと我に返って、北山から離れた


俺、取り乱してしまっていた





頭を抱えると、北山が藤ヶ谷は心配性だなって笑った





「…」



『で、2人は?』



「…あ」



『ふふ、藤ヶ谷も迷子?笑』





北山が、大笑いし出すから、急に恥ずかしくなって「やめろよ…」と下を向くと


すかさず北山が反応して





『なぁに恥ずかしがってんだよ笑』って茶化される





「…電話」



「もしもし、うん、いた。うん、今入口の近くの…」





「渉達来るって」



『そっかー、悪いことしたな』






「…何も聞かないんだな」



『ん?』



「俺…可笑かったでしょ」





『聞いて欲しい?』



「…」



『ふふ、俺は嬉しかったけどね』





本当は、北山は


全部気づいてんじゃないのかなって、たまに思う




けど、北山は俺がそうしたくなければ、そうすればいいし、そうしたければ、そうすればいいよって、そんなスタンスでいてくれるから


救われているんだ





玉「がやー!みつー!」



『お、ごめんよー』



玉「全く、本当だよ。どこではぐれたんだよ」




横「太輔」



「うん、大丈夫」






玉「ねぇ、みんな揃ったとこだし、そろそろ乗っちゃお」






指さしたジェットコースター




『うしっ、行こ藤ヶ谷っ』




折角来たんだから、楽しもうって


北山の言う通りだよな





「行くか」



横「まじ?」



「乗るぞわたるー」






.

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
219人がお気に入り
設定タグ:キスマイ , 藤北 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ももみつ | 作成日時:2022年8月23日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。