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北山side
.
二「みつ！」
「ん？」
ニ「すき！」
「うん？笑」
朝に１回
二「みーつ！」
「おー」
二「好きだよ」
「おう笑」
休み時間、昼休み
ﾄﾝﾄﾝｯ
肩を叩かれ後ろを振り向く
二「みつすき」
「授業中だぞ...」
授業中まで...
いや、嬉しいよ？
嬉しいんだけれどもさ？
二「み〜つ〜っ」
「なんだよ...」
帰るときでさえ
こう、ハグしてきて
「重い〜」
二「好きだってば〜」
「分かったよ笑」
一体何を企んでるんだ笑
二「伝わった...？」
「伝わった伝わった。俺も好きだよ〜」
二「...よし」
次の日も
にかのよく分からない攻撃は続いた
二「みつ！好き！！」
時に廊下で叫ばれることもあった
「やめろ////」
藤ヶ谷と一緒にご飯食べてる時も
二「みーつ」
って後ろからいきなり現れたり
「ねぇ藤ヶ谷...」
藤「ん？」
「にか、どうしたの？」
藤「鈍いからね、北山は」
「え？」
藤「ふふ、もーらいっ」
鈍い...？
なんのことなの？
もう、分かんないよ...
藤「美味しい〜」
「あ！俺のさくらんぼ！」
藤「北山がぼーっとしてるから」
「うー...」
藤「ふふ笑」
代わりにこれあげる
って、お弁当の中に入れられたからあげ
「からあげ！」
「いーの！」
大きなからあげを口いっぱいに放り込んだ
「おいひ〜」
藤「リスみたい笑」
「あ、」
二「みーつ！」
「にかだ」
二「そろそろ気づかない？」
「何が？」
にかがキラキラした目で俺を見つめる
え、なに...？
気づく...？何を...
「...髪切った？」
二「なんでやねんっ」
二「俺...本気なんだよ？」
二「みつのこと」
にか...？
藤「.....俺、いるんだけど？」
「藤ヶ谷...」
二「も〜っ、じゃあみつ！今日一緒に帰ろ！」
「え、....」
じゃあって、
すぐさま帰って行ったにか
「ほえ...」
にかの勢いに
若干押されつつ
少し困惑
藤「...」
藤ヶ谷さん、どうしましょう
.
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作者名：ももみつ | 作成日時：2019年6月19日 6時
