今日:5 hit、昨日:38 hit、合計:304,668 hit
小|中|大
40 ページ40
.
「私にはタカちゃんが必要。だからタカちゃんがどこに行こうと、何をしようとついていくし離さない」
「Aちゃんとタカちゃんがどうやって別れたかなんて知らないけど、どっちにしろAちゃんはタカちゃんを手放した、そうでしょ?」
今カノさんが言っていることは、確かに正しくて何も言い返せずにいる。三ツ谷くんが外国に飛ぶからじゃあ私もついて行きますってほど大胆にはなれないし、三ツ谷くんを絶対離さないと言い切れる自信もない
三ツ谷くんを手放したのは私だ
私は、この人とは違う
この人はエマちゃんと同じタイプだ
真っ直ぐで、三ツ谷くんで頭いっぱいで、絶対三ツ谷くんの手を離したりなんてしない
変わろうとした。私もエマちゃんや今カノさんみたいに
三ツ谷くんへ真っ直ぐ走りたかった。でもやっぱり、私は私なのかもしれない。変われないのかもしれない。
「だから、タカちゃんがAちゃんを好きでAちゃんがタカちゃんを好きでも、もう私はタカちゃんを離すつもりなんてない」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1149人がお気に入り
1149人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Anju | 作成日時:2022年8月13日 17時