それはね、恋だよ (ページ13)

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突然の訪問者ページ13

酔いつぶれたおっちゃん達の中にいた、東京に居るはずの友人

ベロベロなんですけど....

「なんか、昼間に小学生を誘拐とったところを捕まえて説教しちょったらしい。したら先生とA姉の友達言うから」
「俺は熟女が好きだ～。ガキに興味なんて、ねぇー」
『置いて帰っちゃ駄目？ってかロリコンの趣味あったなんて初耳なんだけど』
「「駄目やね(だね)」」

物凄く絡みたくない

「あ、華道家の一ノ瀬A先生ですよね？僕、書道やってます！神崎康介です
わぁー。雑誌や実演されてる姿は見たことありましたが、凄く綺麗な方ですねー」
『ありがとう。書道家なんだね?』

こんな子いたっけ？
書道してる人たちの顔と名前はある程度はあくしてるけど、神崎って子知らないな....

.......いや、ある。
この前の展覧会で大賞取った子だ...たぶん

『もしかして、新人の子？
この前鳴華院展で大賞取った』
「そうです！わぁ、嬉しいな～」

眼をキラキラさせて喜ぶ
若いな...中学生に見える

確か、18歳だったよね

ヒロシと同級生か。ヒロシしっかりしてるね...

「うぉい、今頃電話にでやがって！俺がどんだけ探したと思ってんだよー」
『ちょ、重い！鷹ごめんて！こっち来てから携帯触る習慣なくなって』

後ろからのし掛かってきた、鷹は、腕で軽く首を絞める
酔っぱらい...めんどくさいぃー!!!

「この人が、さっき話してた人!?」
『うん...。お、重い...…美和手伝って』

身長もそこそこある成人男性にのし掛かられて支えるので精一杯

美和にも、鷹の反対側の腕を支えてもらう

「こん人どうすっと？」
『とりあえず、家まで。あとは清に任せよう』

そしたらなんとかなるはず←