それはね、恋だよ (ページ14)

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久々の再会ページ14

『神崎くん、お願いがあるんだけど聞いてくれる？』
「はい！何ですか？」
「清の所に連れていくから、こいつ。よろしく」
「は.....はい(笑顔怖い..)」

『清ーー！ちょっと来て』
「Aーー！晩飯の時間にもなっても帰って来ないでどこ行ってたんだよ！もう食べ始めてるぞ！」
『あれ、お母さん?
そんなことより、これどうにかしてよ』
「先生の友達なんやろー?」
「友達？」

中庭からAと美和がやって来てなんか言っている

「ちょ、そっちは玄関ちかこっちよー！」
「いや、玄関から入ってきて欲しいんだが...
。あ、川!!!!....藤....?なんでこいつこんなにヘベレケなんだよ」
『あー...。昼間に子供に手出したらしくておっちゃん達に捕まって今まで飲まされてたらしいの』
「そうでありんすぅぅ～～」

酒の臭いをぷんぷんさせながら陽気に答える川藤をみてAの表情が強ばる
あ、ヤバい。イライラしてる....

「A ～。可愛いな～」
『もうー重い！抱きつかないでよ！』

後ろから抱きつく川藤
なんか胸がもやっとして、内心むっとする

「半田あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「うわぁ!?」
「俺は、俺は、心配で....。都会っ子のお前がこんな田舎でやっていけてるのかって」
『今度は泣くんだね。忙しいな』
「川藤...そこまで俺のことを...」

「マイフレンドーー！半田！」
「マイフレンドーー！川藤」

抱きつくと思わせて、しゅっと体制を変え襲いかかる

「てめぇ、良くも電話無視しやがって！偽りか!?偽りのフレンドか!?」
「すまんマイフレンド。携帯が壊れてて」
「ふざけんな。あの手この手を使って連絡してこいよ！田舎の不便さ嘗めんなよ」
『なるー！私にも頂戴ー。お腹すいた』
「Aお前もだ！携帯に気づくの遅いんだよ!!!!うっオエエエエェェェ」
「うわぁお前っ、何吐いてんだよ」