それはね、恋だよ (ページ12)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,119 hit

懐かしい恋事情ページ12

「先生に告白したことは？」
『....ない。多分、清は鷹のことが好きだと思い込んでるだろうし。あ、鷹ってゆうのは友達でね、書道の作品を売る仕事してるやつなんだけど。

すぐに別れたけど、中学の時に付き合った事があって...仲が良いから今でも鷹のこと好きだって思われてる...』
「でも、ずっと先生の事が好きだったんだよね？何で他の人と付き合っちゃうのさ」
『んー....片想いに疲れたかな。違う人と付き会えば忘れられると思ってたけど駄目だった』

鷹に告白されて断ったら「半田の気を引くためでもいいから」と言われて了解した

でも、やっぱり清が好きで鷹と別れてからは誰とも付き合ってない

「その友達可哀想.....A姉一途すぎでしょ」
『....おっしゃる通りです』

返す言葉もありません....

「でも、その友達も良い人だよね。A姉のこと好きだけど、自分の友達も大切だから身を引くなんて」
『うん。大切な友達!!!!』

鷹は今でも昔と変わらず接してくれるし、むしろ応援してくれてる

『あ、そういえば鷹からこっちに来るかもって連絡あったな...。』
「え、まじで!?先生の恋敵が来るの!」
『連休が取れたから様子を見に来るって言ってたんだ。ん?なんで、清の恋敵なの？』
「え、だって先生もA姉のこと好きじゃん」
『いや、好かれてる自信はあるけど恋愛対象じゃないでしょう』
「......」

また、こいつ何言っているだとゆう顔をする二人

『両想いなら苦労しないよ!』
「A姉の話は聞いたから、次は先生だね」
「うん。けつを叩かなん。こん二人は回りが動かないと一生くっつかん」
『清にわたしのとこ言わないでよ！』

二人ならやりそう...

「大丈夫、大丈夫」
『いや。この年頃の女子の大丈夫は大丈夫じゃない』
「そうなことより、さっきから電話のなりよるよ。出んでよかと?」
『あ、ホントだ。気がつかなかった』

そういえば、昨日から携帯確認してなかった
こっちに来てから、携帯見ることなくなったんだよね

携帯の画面を見ると"鷹"とかかれている

『はーい。どうかした？』
「やっと出やがった。迎えにこーいぃぃ」
『は?』

え、鷹だよね?
なんでこんなに酔っ払ってるの

『あんた今どこにいるの？』
「んーー...公民館？」

公民館？