嫌なもの ページ6
Aside
「それにしても、どうしたの？いつもは部活終わったら帰っちゃうのに」
直哉「え？あ、いや、それは……」
珍しく歯切れの悪い直哉に、私は頭に？を浮かべた。
すると、直哉はバッと頭を下げた。
「わっ！な、何っ？」
直哉「昼間は悪かった！」
「え？」
直哉「その、俺、ホントは別に、お前のこと…ブスとか思ってねぇから、さ……」
「……ふっ、ふふふ」
思わず笑う私を見て、直哉はポカンと口を開いた。
「ふふ、そんな理由で待ってたの？気にしてないのに〜」
直哉「はっ？何だよー！俺もしかしたらAのこと怒らせちまったかもって思って……」
「私たちは幼馴染みなんだから今更そんなことで怒ったりしないよ。ちょっとムキになっただけ！」
直哉「ちぇっ、待ってて損したぜ。嫌なもん見ちまったし」
「え？嫌なもの、って？」
直哉「え……あ、何でもねぇよ。いや、何でもなくはないけど……」
「えぇ？どっち？直哉、今日いつもと何か違うくない？いつもはもっと素直っていうか何というか……」
直哉「……相変わらず鈍感女」
「え？ちょっ、直哉？」
突然私の手を引く直哉に、私は戸惑いながらも慌てて直哉を追い掛けた。
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スガ - 麦カケさん» 初めまして。コメントありがとうございます。更新したりしなかったりの作者ですが、満足して頂けるように頑張っていきますので、これからも暖かく見守ってくださいませ。 (2021年1月5日 18時) (
レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
麦カケ(プロフ) - こんばんは、初めまして。とても面白いです！先生と幼馴染の言動にときめきながら読みました(´｡･. ･｡)* 作者様にとって無理のないペースで更新頑張ってください！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: ea0439ca7f (このIDを非表示/違反報告)
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