呼び出し ページ48
Aside
そしてあのあと、結局矢田くんと2人で帰った。
先生も来たけど、皆が居る時にあんまり話すわけにはいかないから、逃げることも出来なくて。
愛華ちゃんに言われたことも相まって、何だか少し気まずかったけど、今日は物が無くなっていなかった。
……まぁ、その代わり、女の子達に呼び出しを食らったけど。
愛華ちゃんや直哉に一応知らせて、呼ばれた所に行けば、女の子3人が待ち構えていた。
女1「ねぇ、最近矢田くんとベッタリだけど、どういうつもり?」
「……どういうつもり、って言っても私がくっついてる訳じゃないから」
女2「は?何その言い方」
女3「何様のつもり?」
「……そっちこそ。私達同い年だし、上も下も無いじゃない。なのにさっきから少し上から目線だと思うけど」
女1「は?アンタみたいな気が弱いやつが私達と同じだって言いたいの?」
私がそう言ったらさっきより余計にイライラしたみたいで、怒りが押さえきれなくなってる。
……一か八かだけど、言ってみるか。
「私の物隠したの、貴女達でしょ?」
女2「……は?何言ってんの?んな訳ないじゃん」
女3「何?もしかしてアンタいじめられてんの?」
女1「やだ、ウケるんですけど(笑)」
そう言ってケラケラ笑い出すから、私は確信を持った。
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スガ - 麦カケさん» 初めまして。コメントありがとうございます。更新したりしなかったりの作者ですが、満足して頂けるように頑張っていきますので、これからも暖かく見守ってくださいませ。 (2021年1月5日 18時) (レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
麦カケ(プロフ) - こんばんは、初めまして。とても面白いです!先生と幼馴染の言動にときめきながら読みました(´。・. ・。)* 作者様にとって無理のないペースで更新頑張ってください! (2021年1月2日 22時) (レス) id: ea0439ca7f (このIDを非表示/違反報告)
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