電話 ページ31
Aside
直哉「うおー、Aの部屋入ったの久しぶりだなぁ」
そう言って直哉は私の部屋を、キョロキョロと眺めた。
……いくら幼馴染みだからって、普通年頃の娘の部屋に男の子を泊めさせますか。
しかも仮にも告白された人だよ、お母さん。
直哉「A、ごめんな。こんなことになって。俺が来なかったらこんなことには……」
「えっ？いやいや、そんなこと無い！実際真香達の面倒見てくれて助かったし！」
そう、直哉は悪くない。
ただ、私が一方的に気まずく思ってるだけ。
でも…直哉とちゃんと話すいい機会、なのかな？
「ねぇ、なお……」
母「Aー？電話がきてるわよー？」
直哉、と言おうとしたその時、お母さんが下から大きな声で私を呼んだ。
「はーい、分かった！ごめん、直哉。ちょっと行ってくるね」
直哉「……おう」
そう言ってバタバタと音を立てながら階段を下り、お母さんの元まで行く。
「誰から？」
母「神野先生よ」
「…えっ！？」
神野先生！？何で神野先生から……
そんなことを思いながら私はドキドキしながら電話に出た。
「は、はい」
神野「あ、A。すまんな、急に」
「い、いえ！」
大好きな声がいつもより近くで聞こえて、嬉しくて自然と頬が緩んだ。
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スガ - 麦カケさん» 初めまして。コメントありがとうございます。更新したりしなかったりの作者ですが、満足して頂けるように頑張っていきますので、これからも暖かく見守ってくださいませ。 (2021年1月5日 18時) (
レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
麦カケ(プロフ) - こんばんは、初めまして。とても面白いです！先生と幼馴染の言動にときめきながら読みました(´｡･. ･｡)* 作者様にとって無理のないペースで更新頑張ってください！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: ea0439ca7f (このIDを非表示/違反報告)
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