テスト ページ17
Aside
こんな気持ちになるのが嫌、とは言うものの、神野先生は担任だから嫌でも見なきゃいけないわけで。
こんな気持ち忘れようと思う一方で、やっぱりかっこいいなぁ、なんて思う私はやっぱり最低なのかもしれない。
神野「よーし、この前やったテスト返すぞー」
全「えー！」
神野「えーじゃない。ほら、番号順に取りに来い」
皆に人気なノリの良い先生は、皆に話しかけながらテストを返していく。
皆と話す度に少し緩んでいる先生の頬を見て、私も思わず頬を緩める。
ああ、好きだなぁ……
神野「おい、Aー！」
「へっ？あ！は、はい！」
神野「ボーッとしてないで、テスト取りに来い」
「あっ、はい、すいません……」
皆にあははっ、と笑われながら、慌ててテストを取りに行く。
今までに無いくらい恥ずかしくって赤くなる頬を押さえながらテストを貰うと、先生がちっちゃな声で「顔真っ赤だぞ」と言ってきた。
「えっ、わ、わかってます！」
神野「フッ、そうか？」
そう言ってまた楽しそうに笑う先生を見て、また胸がギュウと締め付けられた。
するとその時、先生は大きな爆弾を落とした。
神野「あ、言っとくけど、赤点の奴は放課後補習だからな」
……え？
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スガ - 麦カケさん» 初めまして。コメントありがとうございます。更新したりしなかったりの作者ですが、満足して頂けるように頑張っていきますので、これからも暖かく見守ってくださいませ。 (2021年1月5日 18時) (
レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
麦カケ(プロフ) - こんばんは、初めまして。とても面白いです！先生と幼馴染の言動にときめきながら読みました(´｡･. ･｡)* 作者様にとって無理のないペースで更新頑張ってください！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: ea0439ca7f (このIDを非表示/違反報告)
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