ｲﾅｲﾚ～裏切り者の私は一之瀬一哉の彼女～２ (ページ11)

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ｶﾞｾﾞﾙside

Aが倒れたと同時にｸﾞﾗﾝが現れた。

何故ｸﾞﾗﾝがここに…。

ｸﾞﾗﾝ「はぁ、A倒れてるし。
それに、ﾊﾞｰﾝ。ｶﾞｾﾞﾙ。どういうつもりだ？」

そう言ってAを抱える。

どうやらAは気を失っているようだ。

ﾊﾞｰﾝ「俺達は認めねぇ! てめぇ等がｼﾞｪﾈｼｽに選ばれたなんて…!」

ｶﾞｾﾞﾙ「宇宙最強は私達だ!」

ｸﾞﾗﾝ「往生際が悪いね。」

ﾊﾞｰﾝ「何!?」

ｸﾞﾗﾝ「あ、円堂君。この子欲しい？」

ｸﾞﾗﾝは何を言うのかと思いきや、そんなことを円堂に言い出した。

何故そんなことを聞くのだ？

円堂「え…？」

ｸﾞﾗﾝ「A、全然使えないからさぁ…。
雷門イレブンにあげるよ。」

ｶﾞｾﾞﾙ「は…？」

一之瀬「Aは物じゃない!」

ｸﾞﾗﾝ「物だよ。ね？ｶﾞｾﾞﾙ、ﾊﾞｰﾝ。」

ｶﾞｾﾞﾙ「…。」

ﾊﾞｰﾝ「…。」

私とﾊﾞｰﾝは黙り込む。

本当はAのこと物扱いにはしたくないから。

私達は今まで、物としてAを扱ってた。

でも、本当はそんなことするつもりじゃなかった。

Aが好き過ぎて、Aを縛り続けていた。

そして、傷つけて…。

私…最低だ…。

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