#＿38 ページ45
｢長谷部さんと朔良さんに会われた方いらっしゃいますか？｣
｢長谷部は昨日､ホテルでランチをしていた時に電話で話しましたけど…特に変わった様子はありませんでした｡Aは…分かりませんが｣
─流石にAとは話さないよな…それにしてもテープは？テープのコピーは何処に行ったんだ？
…とりあえず戻るか
─────
｢ご苦労様｣
そう言ってエイトは立ち去ろうとするが
｢うわぁああ！｣
寛之が突進して行く
エイトはそれを颯爽と避け(何時かの時みたいに)
｢2度も同じ手を食らうか｣と倒れている寛之に言い放つ
｢ぇ？｣
｢これを持ってお前､何処に行くつもりだったんだよ｣
｢…未来なんか変えなくたって幸せだったあの頃に戻ればいい｣
｢…は？｣
｢そのテープを渡す代わりに昔の尊氏さんに､戻ってもらうんだよ｣
｢アイツが､結婚を考え直すわけないだろ｡な？A｣
｢いや､その…そうかもしれないけど…少しは変わるかも…｣
｢そうだよ！話せば分かってくれるよ！｣
｢ﾊｯお前ら2人共､頭お花畑かよ｡言ってろ｣
そう言ってエイトは去ろうと後ろを向くが
｢旺太郎！？｣
｢あ｣
美尊に捕まってしまった
｢香港に行ったんじゃなかったの？｣
嬉しそうに笑う美尊
｢あ､いやぁ…！おいっテープ！｣
その隙をついて寛之はテープを奪い走り去った
｢テープ？｣
｢いや…何でもない｡美尊さんに会いたくって…とんぼ返りして来ちゃった｣
｢旺太郎…あれ？A？｣
｢あーお邪魔みたいなので帰りますね〜｣
｢ぁ､おいA！｣
｢…何？｣
｢いや...後でいいや｣
｢そう…じゃあね2人共｣
.
｢どういう事だよ！｣
電話越しにエイトの怒鳴り声が響く
｢んーうるさい｣
｢何長谷部の口車に乗せられてんだ！｣
｢だって…変わるかもしんないじゃん｣
最後の方は口篭りながら言う
｢お前馬鹿か！？一度失敗してるんだぞ！｣
｢ぅ…｣
｢次裏切ろうとしてみろ､ころ…ぁいや､ころしはしないがガチで怒るからな｣
｢…約束は出来ないかな｣
｢あのなぁ…ったく､××ホテルって知ってるか？｣
｢うん､知ってるよ｣
｢そこで7日後､尊氏に会うぞ｣
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ka.(プロフ) - 合格おめでとうございます！尊氏がかっこよすぎて、きゅんきゅんしてます。これからも続き楽しみにしているので、頑張ってください。応援しています！ (2018年2月14日 1時) (
レス) id: 732c0bc2d5 (このIDを非表示/違反報告)
えれふぁんと(プロフ) - 私立合格おめでとうございます！更新すごく楽しみにしてます！ (2018年2月14日 0時) (レス) id: f83f63e183 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 茅洸さん» あ！本当だ...お恥ずかしい､､修正しときます！コメントありがとうございます (2018年2月11日 7時) (レス) id: 4ba029c7a0 (このIDを非表示/違反報告)
茅洸 - また続けてのコメントですみません...。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年2月11日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茅洸 - 続けてのコメントですみません(>_<) これにが抜けてませんか？ 正しくはイケメンと幸せにではないんでしょうか？ (2018年2月11日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2018年2月2日 14時
