大好きなのに。two. (ページ48)

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呼び出しページ48

翔side

和から話がある。そんな話を磯貝から聞いた。
どうやら、クラスの人が言いに来たらしい。
なんだか嘘のようにも聞こえるが、今はそれどころじゃない。
どっちにしても、会えるんだ。

いつもより早く、学校に来た。
翔「ちょっと、早すぎたかw」
待ち合わせの教室に向かった。
ガララっ…
翔「ぇ」
教室にいた自分を見て足が動かなくなってしまった。
翔「かず、、じゃない、」
男A「いらっしゃいw」
クラスの奴らだった。
教室に押し込まれ、ドアを閉められた。
翔「ぇ、…なんで、」
男B「本当に二宮さんが来ると思った？」
翔「っ、」
みんなに笑われた。
男B「ばかかよっ、来るわけねぇだろ！w」
突き飛ばされた。
男C「ずる休みをする翔くんに、何をしてあげようかなーw」
翔「やだ、やだっ、んっ、ん、」
タオルで口が塞がれた。
男B「翔ちゃんのいい体、ビデオに撮ろうぜ」
男C「今度、ホームルームでみんなで見ようぜ！」
男B「女子の前で？w」
男A「その前に松本さん達に見せるだろ」
にやにやしながら服に手を伸ばして来た。
翔「んん、んんっ、！」
男C「ビデオ撮りまーすw」
両手を頭の上で抑えられ、ワイシャツのボタンを外されていく。
いつもいつもこうだ…

改めて考えれば、和が呼び出すのにいつもの非常階段じゃないのは可笑しい。
それに、メールもあるし、磯貝に直接いいに来るはずだ。

可笑しいことだらけだ。
なんで、気付かなかったんだ…

だからばかだって、言われるんだ。