大好きなのに。two. (ページ42)

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俺らの絆ページ42

潤side

あの後、翔が部屋を開けてくれることはなく、再び一からやり直しになった。
和「…はょ、」
潤「ぉぅ」
和「雅紀のメール見ました？」
潤「ぁぁ」
和「とうとう2人になったね」
今日の朝、雅紀から俺と和へメールが入った。

”学校に行きたくない”と。

和「俺らの絆ってこんなもんなの？」
潤「…」
和「智だって雅紀だって…翔ちゃん、、だって」
潤「翔は別に…仲間じゃねぇだろ。」
和「え？」
潤「いや…確かに仲間だけど、A4に入れた覚えはない」
和「そうだけど…」
机を叩いた。
潤「何なんだよっ、みんなして弱気になりやがって…こっちまで気が狂うだろうが！」
和「は？いつもいつも…潤くんは自分のことしか考えてない！」
潤「あたりまえだろ！俺はお前らとは生き方が違うんだよ！それに、お前らみたいに暇じゃねぇからな！」
パチンっ、！
頬に痛みが走った。
和「…もぅ、いい加減にして。確かに潤くんは俺らとは違う。生き方も違えば地位も違う。だから、今まで我慢してきた。でも、」
和の目から優しさが消えていた。
和「もう、付き合いきれない。」
階段を下りていくと音を静かに聞いた。

自分でも分かっていた。
周りの人。
特に、和達を傷つけていた事に。