大好きなのに。two. (ページ13)

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会いたいページ13

潤side

和「…翔ちゃんに最近会ってる？」
潤「昨日会った。俺も昨日帰ってきたばかりだから。」
和「元気そうだった？」
和には話すべきだと思ってた。
和「潤くん？」
潤「実はさ…」
先生に話された事を全て話した。

和「やっぱり…喘息だけであんなに体調悪くなるなんて、変だと思ってた。」
潤「和って、よく周りを見てるね。」
和「今は、ちゃんとやることがあるけど、あの時は翔ちゃんしか見てなかったのかもしれない。」
悲しそうな顔をした。
和「今でもふとした時に翔ちゃんを思い出すんだ。諦めなきゃって分かってるのに、思えば思うほど会いたくなるんだ。」
和が拳を強く握りしめるのが分かった。
潤「好きなままでいいんじゃない？無理に忘れる必要ないよ。…って、俺が言ったら嫌味にしか聞こえないか。ごめん。」
和に背中を叩かれた。
潤「なんだよw」
和「潤くん変わったね。」
潤「そうか？」
和「うん。話しててむかつかなくなった。」
潤「それ、褒めてんのか？」
和「かなりw」
確かに、久々に和と楽しく話した気がした。

和「今の潤くんなら翔ちゃん任せられそうだね。」
潤「当たり前だろ！って…会って行かないのか？」
悲しそうな顔をした後に慌てて時計を見た。
和「時間無いんだ。帰らなきゃ。急にごめんね。」
部屋を飛び出して行った。

和は相変わらずだなw